更新日:2020年09月21日 公開日:2020年03月09日
素朴な疑問
イタリアで大人気! 「ゼンパスタ」って何?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
「ゼンパスタ」ってご存じですか? 今イタリアで大人気の食材なんですって。ネーミングからすると、パスタの一種なのかしら? 気になったので、どんな食材なのか調べてみました!
ゼンパスタとは

ゼンパスタの正体は、なんと日本生まれの乾燥しらたきでした! イタリアの「ゼンパスタ社」が販売しています。日本で食べられているしらたき(糸コンニャク)のような、独特の臭みが抑えられていて、クセがなくて食べやすいそうです。ゼンパスタの「ゼン」は「禅」からきています。日本をイメージさせるネーミングにしているのですね。
ゼンパスタは、低カロリー、低糖質だから、とってもヘルシー。気になるカロリーは、ゆでたパスタ100gは約150kcal(糖質10.2g)に対して、ゼンパスタ100gは6kcal(糖質0.1g)。ゼンパスタのカロリーは、なんとパスタの25分の1!
通常のパスタに置き替えて食べれば、手軽にダイエットができますよね。しかも、しらたきとは違って、アルデンテにゆでたパスタに似ていて、もっちりとした食感。生のしらたきよりもパスタにより近く、パスタの代用食品として、ダイエットに関心があるイタリア女性などに大人気なのですって。
ゼンパスタの食べ方は簡単。乾燥しているので、熱湯に浸けて戻したり、熱湯でゆでたりしてから、水分を切って調理します。保存のため表面が水あめでコーティングされていますが、この水あめは熱湯で落とせます。水で戻した場合、水あめのコーティングが十分に剥がれず、カロリーオーバーになるので、よく洗ってから食べるようにしましょう。
ついでに、ゼンパスタのおすすめの食べ方をいくつかご紹介します♪
ゼンパスタの食べ方
- カルボナーラ。生クリームや卵などの高カロリーな材料で作るカルボナーラも、ゼンパスタを使えばカロリーが抑えられます。基本の作り方は、卵、粉チーズ、生クリーム、粗びき黒こしょうを滑らかになるように混ぜ合わせ、ソースを作ります。棒状にカットしたベーコンをフライパンで炒め、そこに熱湯で戻したゼンパスタを加えます。全体に熱が回ったらソースを加えて火を止め、余熱で仕上げて完成。よりカロリーオフを目指すなら、生クリームの代わりに豆乳を使用するといいです。
- 明太子クリームのソース。刻んだニンジン、ほぐしたエノキをオリーブ油でしんなりするまで炒めたら、明太子、牛乳、クリームチーズを加え、滑らかになるように木べらで混ぜながら熱します。一味唐辛子、塩で味を調えたら、ゆでたゼンパスタに掛け、最後に小口切りにした細ネギを散らして完成です。ゼンパスタはしらたきと原料が同じなので、和風の食材との相性がいいのはイメージしやすいですね。
ゼンパスタはスーパーなどではなかなか手に入らないようですが、インターネットで500円くらいから購入することができます。「ゼンパスタ」や「乾燥しらたき」で検索してみてくださいね。日本の食材であるしらたき(糸コンニャク)を加工したゼンパスタ。ぜひヘルシーな食生活のために活用してみてくださいね!
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参照:macaroni
イラスト:飛田冬子




