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2019年01月19日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
みなさんは「コーヒー豆の違い」はわかりますか? 酸味が強いとかコクがあるとか、コーヒーに詳しい人はいろいろと語っているけれど……、ワタシは正直、豆の産地も、酸味もコクも違いはよくわかりません……。そんなコーヒーにこだわりのないワタシがよく頼むのは「ブレンドコーヒー」。
お店によって違いはさまざまですが、「〇〇ブレンド」「オリジナルブレンド」といった言葉はコーヒーを飲むときによく聞きますよね。でも、そもそも「ブレンドコーヒー」っていったいどんなコーヒーなのかしら? 調べてみると、コーヒーには大きく分けて2種類あることがわかりました。
1つ目は「ストレートコーヒー」。あまりなじみのない言葉ですが、これは「ブラジル」「コロンビア」「ジャマイカ」など同じ産地で作られたコーヒー豆だけを使っているコーヒーのことを指します。ストレートコーヒーの特徴は、豆の産地の違いをしっかりと味わうことができること。同じコーヒー豆でも、産地によって個性や特徴があるんですって。
2つ目が、ワタシが気になっていた「ブレンドコーヒー」。こちらは、多くの豆を選別し、複数の産地のコーヒー豆を配合したもの。配合といっても適当に混ぜているわけではなく、割合をきちんと決めているのだそうです。複数の産地のコーヒー豆を混ぜることによって、ストレートコーヒーには出せない風味を作り出すことができるのだとか。
だから新しい風味や、個人の好みに合わせた風味を作れ、その配合によってコーヒーの味わいは何百通りにもなるんだそうです。つまり、ブレンドをする人の個性が最も出るコーヒーということですね。
他にも、価格や品質を安定させるというメリットもあります。コーヒー豆は農作物ですから、私たちが普段買っている野菜と同じように味や価格の変動があります。そんなときにも、コーヒー豆をブレンドすることで、いつも同じ味と価格のコーヒーを提供しやすいというわけですね。
ただ調べているうちに、新たな疑問が湧き上がってきました。ブレンドコーヒーの中には、「コロンビアブレンド」など、「地域名+ブレンド」の表記がなされているものもありますよね。これってどういうことなのかしら?
実は、「地域名+ブレンド」という表記は、その地域のコーヒー豆が30%以上配合されているときのみ使える表記なんだそう。「地域名+ブレンド」という名称には、意外にもしっかりとした定義があったんですね!
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参照:UCC上島珈琲株式会社
イラスト:飛田冬子