メイク直しの肝は「朝の保湿」にあり!?
【保存版】冬のメイク直し乾燥対策テクニック!これで失敗しない
【保存版】冬のメイク直し乾燥対策テクニック!これで失敗しない
公開日:2025年12月25日
冬のメイク直しに悩んでいる方は多い
小じわに入り込んだファンデーションがうまく直せなかったり、上から重ねるとかえって崩れが目立ってしまったり……。唇の皮むけも、冬の定番のお悩みです。
朝はきれいに仕上げたつもりでも、時間が経つと「もうどうにもならない……」という状態になってしまうこともありますよね。
実はその原因の多くは、「朝のスキンケア段階での“仕込み不足”」にあります。メイク直しのテクニックを覚える前に、まずは次の3つを見直しましょう。
- 乾燥状態に合わせて、スキンケアアイテムをプラスできているか
- ベースメイクの量や塗り方が適切か
- 必要なメイク直し用アイテムを選べているか
例えば唇の皮むけが気になる方は、夜寝る前にリップクリームやリップセラムをたっぷり塗っておくのが効果的。翌朝プルプルな状態でリップメイクを仕上げれば、日中の皮むけも格段に気になりにくくなります。
40〜50代は特に、下記の悩みが一気に出てくる世代です。ここを放置したままにしていると、どんなにがんばっても“きれいなメイク直し”にはたどり着けません。
- 肌全体の乾燥
- 乾燥による小じわ・くすみ
- ほうれい線
- 唇の乾燥・荒れ
ここからは、「朝の仕込み」と「外出先でのお直し」の2ステップで、冬でも見惚れる肌をキープする方法をお伝えします。
日中も見惚れる美肌へ!冬の朝保湿&メイク直し乾燥対策
1.「朝用クリーム」を味方にして、しっとり肌を維持

(写真は筆者愛用「カネボウ クリーム イン デイ」です)
冬はまず、スキンケアをしっかり見直しましょう。乾燥しやすい大人肌にはクリームがおすすめですが、朝と夜で使い分けるのがポイントです。
夜用も兼ねたしっかりめのクリームは、油分が多く保湿力は高いものの、そのまま朝も使うと油分過多でベースメイクが崩れやすくなることがあります。
そこで活躍するのが「朝用クリーム」
- メイク前の使用を前提に作られている
- 乳液より保湿力がありつつ、ベタつきにくい
- ベースメイクの密着感を高めやすい
- 紫外線カット機能が入っているものも多く、軽いUV対策にも◎
朝用クリームを1つ取り入れるだけで、日中の乾燥崩れやヨレを防ぎやすくなり、ツヤ感のあるしっとり肌が続きます。
2.ファンデは「ごく少量」×「スタンプ塗り」で崩れを防ぐ
スキンケアで潤いを仕込んだら、ベースメイクも「保湿力」と「薄塗り」を意識しましょう。
- 美容液成分がしっかり入った下地
- 潤い効果の高いリキッドファンデーション
など、乾燥対策ができるアイテムを選ぶのがおすすめです。
朝用クリームを使う場合は、さらに油分が多いクリームファンデーションを重ねると崩れやすくなることもあるので、自分の乾燥状態を見ながら選びましょう。
下地もファンデーションも、「とにかく薄く」が鉄則。カバーしたいからと厚塗りにすると、目まわりの小じわやほうれい線にファンデが入り込み、時間が経つほどメイク直しが難しくなります。
- 気になる部分には“ごく少量”
- 他の部分は、余った分をサッとのせる程度
このくらいがちょうどいいバランスです。
塗り方のコツは、スポンジ&スタンプ塗り。
- 化粧下地はスポンジで薄く均一になじませる
- ファンデーションもスポンジを使ってサーっと広げる
- 仕上げに、スポンジでポンポンとスタンプを押すように密着させる
下地・ファンデ・コンシーラー、どれも「ただ広げるだけ」だと肌に密着しきらず、時間とともにズルズル崩れてしまいます。
この「ポンポン塗り」だけで、崩れ方が大きく変わるので、今日からすぐ取り入れてみてください。
仕上げのフェイスパウダーは、パフよりブラシ使いがおすすめ。必要な量だけ軽くまとわせることで、しっとり感を残しつつ、テカリだけを抑えることができます。
3.保湿バーム&保湿ミストで、外出先でも潤いチャージ

朝しっかり保湿しても、暖房の効いた室内に長時間いたり、冷たい外気の室外に何度も出入りしたりなど、冬ならではの環境で日中の乾燥はどうしても進みます。
そこで、メイク直し用に「保湿アイテム」を1つポーチに入れておくのがおすすめです。なかでも心強いのが保湿バーム。
ほうれい線や小じわに入り込んで固まったファンデーションを、綿棒やスポンジだけで取ろうとしても、きれいにリセットするのはなかなか難しいもの。
そんなときは、
- ヨレている部分に、保湿バームをほんの少量なじませる
- 肌がふっくら整い、入り込んだファンデーションが浮いてくる
- その上から、ごく少量のファンデーションをポンポンとのせる
これだけで、朝仕上げたばかりのようなベースメイクに、ぐっと近づきます。部分的なメイク直しにとても便利なので、ぜひ1つポーチに忍ばせておきましょう。
また、1日中暖房のきいた部屋にいる日などは、保湿ミストもあると便利です。乾燥が気になったタイミングで顔全体にシュッと吹きかけることで、粉吹きやパサつきを和らげることができます。
いかに「朝のスキンケアとベースメイク」が大事か、イメージしていただけたでしょうか。
メイク直しだけでなんとかしようとするのではなく、
- 朝の段階で崩れにくい・乾燥しにくい肌をつくる
- 日中はバームやミストで潤いを足しながら、最低限のメイク直しで整える
この2つを意識するだけで、冬でもメイク直しがぐっとラクになり、「いつ見られても安心な肌」をキープしやすくなります。
ぜひ今年の冬は、保湿アイテムやベースメイクの選び方・塗り方を少しだけ見直して、日中も思わず見惚れる美肌を目指してみてください!
冬の「おこもり美容」大特集
50代女性に人気の美容メソッドから、ながらケア・大人メイク・美容医療・冬髪アップデートの4テーマを厳選しました。今日から家で実践できて、年明けのあなたが軽やかに変わる“若見えのヒント”、今すぐチェック!





