
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
更新日:2023年09月16日 公開日:2022年10月17日
88歳の菊池和子さんのWEBレッスン#1
猫背でダラダラ見ているテレビ。「見る30分間、きちんと座り続けられたら、全身の筋肉に力がつきますよ」ときくち体操創始者の菊池和子さん。やってみると、なかなかにキツい……。でもこの動きをしたら「きちんと座る」ができるように!
きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)
少し前、私は娘の家で韓国ドラマ「愛の不時着」を見ることにはまっていました。夢中で見ていると、姿勢もそっちのけになります。でも、あるとき「これではダメだ」と思って、いすに浅く腰掛け、背骨を伸ばして、全身を使って「きちんと」座るようにしました。そしたら孫が「ばあばはすごいね、ドラマ見てるときでもピシッと座って涙流してたよ」って(笑)。
テレビに夢中になっていても、一瞬でも脳が姿勢のくずれに気が付いて、「あ、今、ひざを寄せていない。ひざを寄せて座ろう」と思い出して、ひざに意識を向けられれば、それだけで体を守っていくことができます。この「気が付く」ことがすごく大事。それこそ脳の役割なのです。
足の裏を床につけ、いすに浅めに腰掛けます。背もたれに寄りかからないだけで、自然と足の裏やももに意識が向き、しっかり使えるようになります。
まず、ひざ頭を寄せます。そうすると、ももに力が入っていきます。足の裏全体を床につけて、全部の足の指で踏ん張ることで、さらにももに力が入ります。
足の裏、ひざ、ももに力が入ると、自然と股関節にも力が入り、骨盤が起きて、背骨が伸びます。
腹筋も背中の筋肉も使っていますよ。肩甲骨を下げるのを忘れないで!お尻を寄せるようにすると、よりおなかが引けてしっかり座れますよ。
足の親指から小指まで、すべての指を使います。そうすることで、一本一本の筋肉から始まる下半身全体の筋肉が育ちます。
足の指をパーにして全部床につけるように、指の付け根からぐっと折り曲げます。足の甲を前に出して、体重を足の指にのせるようにします。いすにつかまり、ほんの少しお尻を浮かせてみて、足の指一本一本を使って立っていることを感じ取ります。
特に足の小指は力が入りにくいので、目で見て、手でも触って小指に力が入るのを確認します。
次に足の指をグーにして、逆方向にイタ気持ちいいくらい折り曲げます。床が痛ければタオルや座布団の上でやってもOKです。
この動きの後、もう一度、座り直します。指の感覚がよりはっきりして、足裏がしっかり床につくのが感じられますか?
<ワンポイント・アドバイス>
良い姿勢を保ち、筋肉を育てるにはコツがあります。次回はそのコツと、さらに座りながらできる動きを2つご紹介します。
1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『毎日のきくち体操』DVD、『「意識」と「動き」で若く、美しく!きくち体操』、『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。
※ケガや病気などで体を痛めている場合は、無理して動かさず医師の指示に従ってください。
※今回紹介する動きはすべて、転倒しないように安定したいすで行いましょう。
写真=鍋島徳恭、中西裕人 イラストレーション=浦恭子 モデル=太田伸子 ヘアメイク=小島けさき
※この記事は雑誌ハルメク2021年11月号を再編集しています。
雑誌「ハルメク」で15年続く名物連載「きくち体操」の創設者・菊池和子さん(89歳)のお話と、きくち体操の体の動かし方をお伝えします。脳と体が生き返る!奇跡のお話会です。
※オンライン配信は、2023年9月開催の講演会の録画配信です。
>>【オンライン】10月6日(金)開催「きくち体操」録画配信の申し込みはこちら
>>【会場参加】9月29日(金)開催「きくち体操」講演会2023の申し込みはこちら
自分の体を自分でよくするために、毎日家でできる動きを「きくち体操」創始者の菊池和子さんが実演・指導します。毎月1本ずつ新しい動きを紹介しています。
>>「きくち体操」一覧はこちら
「きくち体操」は、雑誌「ハルメク」で毎月好評連載中!ハルメク365本会員(有料)なら、電子版でお読みいただけます。詳しくは、こちらをご確認ください。
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