健康診断の数値がよい人の食生活
「LDLコレステロール」高めの人!数値が悪化する“あるある勘違い”とは
「LDLコレステロール」高めの人!数値が悪化する“あるある勘違い”とは
更新日:2025年08月11日
公開日:2025年08月02日
教えてくれたのは、森 由香子(もり・ゆかこ)さん
管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士。管理栄養士として医療機関をはじめ幅広い分野で活動中。食事からのアンチエイジングを提唱し、クリニックで栄養指導、三國清三シェフととともに病院食や院内レストランのメニュー開発、料理本制作の経験を持つ。最新著に『健康診断の数値がよい人は何を食べているのか』(廣済堂出版刊)
脂質異常症、LDLコレステロール値が高い人が見直すべきは2つ!
前回は、「骨粗鬆症」リスクを下げる正解食材・注意食品について解説しました。今回は「脂質異常症」を取り上げます。
中性脂肪(トリグリセライド)値150mg/dL以上(空腹時)、あるいは175mg/dL以上(空腹時でない)で脂質異常症と診断されます。
また、LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、血管壁にとどまり血管を傷つけます。
LDLコレステロール値が高いと指摘を受けた方は、高い状態を放置しておくと心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発症につながるため、検査値の改善に取り組む必要があります。
検査値を下げるポイントは...




