血管がボロボロに…「善玉血液」を減らす4つの危険な白い粉とは

血管がボロボロに…「善玉血液」を減らす4つの危険な白い粉とは

更新日:2025年08月04日

公開日:2025年07月17日

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血管がボロボロに…「善玉血液」を減らす4つの危険な白い粉とは

血管を守るきれいな「善玉血液」を作る近道は、運動よりもまず毎日の食事改善から。実は血管をボロボロにする「4つの白い粉」が、50代女性がつい手に取ってしまう身近な食品に潜んでいます。気付かないうちに血管を傷つける習慣や、善玉血液を増やす食事ポイントを解説します。

教えてくれたのは渡邊剛(わたなべ・ごう)さん

ニューハート・ワタナベ国際病院総長。心臓血管外科医。医学博士。ドイツへ留学中、2000件にわたる心臓手術を経験。32歳で日本人として最年少で心臓移植の執刀を担当。2019年から6年連続で年間心臓ロボット手術の執刀数世界一。最新著に『世界一の心臓血管外科医が教える 善玉血液のつくり方』(あさ出版)

運動より先に!善玉血液をつくる近道は食事改善

第1回では、血管を守るカギは血管そのものではなく、流れる血液の質にあること、第2回では「善玉血液」か「悪玉血液」の見分け方についてご紹介しました。今回は、血管をボロボロにする4つの白い粉について解説していきます。

ボロボロ血管にならないための結論は、善玉血液をつくることです。

その方法として、まずおすすめするのが食事の改善。生活習慣病の予防としてよく推奨されるのは食事と運動ですが、健康のためとはいえ運動習慣がない人がいきなり運動を始めるのは、かなりハードルが高いチャレンジです。食事なら、やろうと思えば次の食事から変えることができます。

なぜ、食事の改善をおすすめするかというと、「善玉血液」と「悪玉血液」の違いを画像で確認!の回で脂ものを食べた翌日の血液サンプルを紹介したように、血液は食事によって変わるからです。

要は、悪玉血液にならないような食べ方を覚えて実践すればいいのです。そして、大切なのは、それを習慣化することです。

また、最初に食事の改善をおすすめするのは、取りかかりやすいからだけでなく、動脈硬化の危険因子の多くを遠ざけられるからでもあります。

動脈硬化の主な危険因子は高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満、喫煙です。喫煙を除けば、すべて食事によって引き起こされる病気で、食事を改めることで予防することができます。

つまり、食事を変えて血管の中を善玉血液が流れるようにすれば、血管がボロボロにならないだけでなく、生活習慣病を予防することにもなるのです。

私が血管をボロボロにする食べ物として注意を促しているのが、「4つの白い粉」です。では、...

HALMEK up編集部
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