
足の爪が切りづらい方必見!
年齢とともに爪の形が変化し、「足の爪が切りづらい」「爪が巻いてきてどう切ればいいか分からない」と悩んでいませんか?トラブルを防ぐための正しい爪のケア方法を専門家に伺いました。
公開日:2025年06月26日
前向きになる!認知症も防ぐ!#2
年齢を重ねると顕著になる脳のお悩み。解決のカギは、加齢とともに変わる「脳の使い方のコツ」にあり、4つの記事シリーズで紹介します。脳科学の権威が監修した脳トレで、物忘れを解消しましょう!
公立諏訪東京理科大学 工学部情報応用工学科 教授
運動、学習、遊びなど日常のさまざまな場面の脳活動を研究。子どもから高齢者までを対象に、脳育や認知機能低下防止、脳トレなどについての執筆や監修、講演などを幅広く行う。近著に『「前頭前野」を鍛える!脳活ドリル』(監修・ジーウォーク刊)がある。
ワーキングメモリとは、作業に必要な情報を一時的に保存する、いわば“脳のメモ帳”。「煮物の様子を気にしながら野菜を切って、食器を準備して……」というように、何かを記憶しながら複数の作業を行う力のことです。
「ワーキングメモリのトレーニングで、記憶を司る前頭前野や海馬が活性化。会話の理解力や瞬発力もアップし、『アレよ、アレ……』と言葉に詰まる悩みも軽減できます。またアルツハイマー病など認知症全般の予防になりますし、医療機関などでは初期の認知症のリハビリにも取り入れられています。日常的に繰り返し行いましょう」(篠原さん)
ワーキングメモリで一度に記憶できる内容は、「あれ」「これ」「それ」といった3つ程度。つまり3つ、よくて4つくらいしか物事を同時に処理できません。この限られた容量をしっかり使えるようトレーニングを!
声に出して、100から7を引く計算を5回繰り返してください。(100−7は? そこからまた7を引くと?……のように、5回繰り返す)
※式や答えは書かずに、頭の中で計算してください。
以下の言葉を、逆から 声に出して読んでください。
紅葉狩り
前の問題にも出た、言葉や数字を逆さから読む「逆唱」でもワーキングメモリを鍛えられます。言葉や数字そのものは見ずに、覚えて頭の中で読むこと。数字なら4桁、できる方は5桁に挑戦してみましょう。
メモはせずに頭の中で、下のピラミッドの枠内に書かれた数字を下から順に足してください。パッと答えが出ない方は、スムーズにできるまで繰り返し解き、余裕のある方は数字を2桁にしたり、計算回数を増やしてチャレンジ!
ワーキングメモリのテストは、75歳以上の運転免許更新の際に行う「認知機能検査」にも取り入れられていて、「16個の絵を覚えて、別の作業をし、また絵を思い出す」という作りになっています。
「警察庁のウェブサイトでは問題のサンプル(下画像)や採点基準が公開されていて、覚える絵のパターンも4つあるので、月に1回、脳の定期検診のつもりで解いてみるのもおすすめです。特に運転をする方は、テスト対策にもなりますよ」(篠原さん)
次回は、やる気が湧いてくる!セルフ声掛け&イメージレッスンを紹介します。
取材・文=新井理紗(ハルメク編集部)、イラストレーション=岸潤一
※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年11月号を再編集しています。
驚きの軽さ&使いやすさ!
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