寝起きの倦怠感の原因は脳の疲労です

倦怠感の原因、脳の疲労をスッキリ回復させる睡眠術

公開日:2019/07/21

更新日:2021/10/27

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朝起きたときに倦怠感がある人は、脳の疲労が取れていない証拠。 自律神経をつかさどる脳を休めないと、熟睡できずしっかりと脳疲労を取れません。脳疲労を取ることができる、快眠をもたらす睡眠のポイント10個を解説します。

脳を疲れにくくする睡眠術
脳を疲れにくくする快眠ポイントとは?

普段感じている疲れの原因は、脳疲労

「疲れの正体は、脳にあります。具体的には、脳の視床下部や前帯状回にある自律神経の中枢の疲れであり、体が疲れているというのは錯覚であることが多いのです」と話すのは、疲労医学の第一人者で東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身(かじもとおさみ)さん。

梶本さんが実験で自転車を4時間こぎ続けた人の状態を調べたところ、筋肉や内臓は開始前と数値にほぼ変化はなかった一方、脳、特に自律神経の中枢は明らかな変化が見られました。

体温を上げ過ぎないように汗をかき、酸素を多く体に取り込むために心拍数を上げるといった生命活動機能をコントロールするのはすべて自律神経。運動を続けると自律神経に負荷がかかり、疲れてしまうのです。疲れた自律神経は「命を守らねば」と防衛本能を働かせます。すると、眉間付近にある眼窩前頭野(がんかぜんとうや)へ司令を送り、これ以上運動させないよう「体が疲れた」と勘違いをさせます。これが普段感じている疲れの実態です。

普段感じている疲れの原因は、脳疲労

50代女性のパワー値は、野生動物なら倒れてしまうレベル

50代女性のパワー値は、野生動物なら倒れてしまうレベル

さらに、年齢ととともに自律神経自体のパワー値が減り、耐えうる負荷の大きさも小さくなっていきます(グラフ参照)。年齢を重ねるにつれて疲れやすくなる原因がこのパワー値の低下です。パワー値は、50代になると20代の頃の3分の1に。梶本さんによると「野生動物の世界では500を切ると生きていけない」のに、50代女性の平均は約500。野生動物なら倒れてしまう値にまで低下しているわけですから、毎日疲れるのは当然のことなのです。

「当然だから仕方ない」と何も対策を講じないで放置しておくと、疲れがたまってつらいだけではなく「脳の細胞が酸化してサビがたまり、脳の老化を招く可能性もあります」(梶本さん)。

脳の疲労回復のために「脳を休める睡眠術」が重要な理由

脳の疲労回復のために「脳を休める睡眠術」が重要な理由

では、どんな対策ができるのでしょうか。...

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