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公開日:2024年04月17日
関節リウマチ?ばね指?中指の痛みの治し方・対処法
中指を押すと痛いとき、考えられる原因はさまざまです。一時的な炎症であれば問題ないものの、腱鞘炎やばね指、ヘバーデン結節・ブシャール結節(変形性指関節症)、関節リウマチの可能性も。治し方や対処法、受診の目安を解説します。
中指を押すと痛いときに考えられる原因は、いくつかあります。
ここからは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
手指は、体の中でもよく動かす部分です。家事や仕事、食事や入浴など、日常のさまざまな動作で必ず手を使います。
特に、デスクワークでの長時間のパソコン使用、スマホの使い過ぎなどによって指を酷使していると、指に負担がかかって痛みが起こることも。
一時的な炎症の場合は、しばらく安静にしていれば痛みが治まっていくことが多いです。パソコンやスマホの使用時間を減らしてみて、痛みがよくなるか観察してみるといいでしょう。
パソコンの場合、マウスやキーボードの種類によっても手指や手首への負担が変わってきます。トラックボール式のマウスは中指の動きが多くなることがあるため、マウスを変えてみるといいかもしれません。
腱鞘炎も、中指に痛みが起こる原因の一つです。腱鞘炎はどの指にも起こりますが、最も多いのが親指で、その次に中指に多く見られます。
「腱鞘(けんしょう)」とは、骨と筋肉をつないでいる腱を包んでいる組織のこと。曲げ伸ばしなど手を動かせるのは、骨と筋肉を結びつけている腱があるからです。
腱鞘は、この腱が滑らかに動くよう、滑車のような働きをしています。腱がベルトで、腱鞘がベルト通しのようなイメージです。
なんらかの原因でこの腱鞘が硬く、厚くなり、腱と腱鞘がこすれ合って炎症が起きると「腱鞘炎」になります。
腱鞘炎で多く見られるのが「指の付け根が痛む」「指の付け根に硬い部分ができて、押すと痛い」「指の付け根に腫れや熱感がある」などの症状です。症状は朝方に強くなり、日中に軽くなる傾向にあります。
腱鞘炎は、仕事やスポーツなどで指を頻繁に使う人、文字の書き過ぎ、楽器の演奏をする人などによく見られます。
また、更年期の女性や妊娠・出産期の女性にも多いことから、女性ホルモンの影響があるといわれています。さらに関節リウマチや糖尿病の人、人工透析を受けている人でも起こりやすくなります。
腱鞘炎が悪化すると、腱の腫れた部分が腱鞘に引っかかるようになり、「ばね指」になります。
ばね指の場合、曲げた指を伸ばそうとしたときに、カクンとばねのように跳ねる、引っかかりを感じて伸ばせないといった症状が見られることが特徴です。
50歳前後の更年期の女性に多く見られ、ひどくなると完全に指を伸ばすことができなくなってしまうことも。
ヘバーデン結節やブシャール結節のような変形性指関節症でも、中指に痛みが起こることがあります。
ヘバーデン結節とは、手指の第一関節が赤く腫れたり、変形して曲がったりしてしまう原因不明の病気のことです。変形の程度は人によって異なり、強い変形が起こらない人もいます。
ヘバーデン結節は年齢が高くなるほど多くなり、中指だけでなくどの指にも起こり、親指が一番頻度が低いとされています。
同じような症状が指の第二関節に起こるのが、ブシャール結節です。
ヘバーデン結節やブシャール結節も、女性ホルモンが関与しているとされています。
遺伝的な影響については照明されていないものの、母や祖母がヘバーデン結節・ブシャール結節の場合、体質が似ていることを考慮し、早めに病院を受診して詳しく調べるといいでしょう。
手根管症候群とは、親指、人差し指、中指、薬指や手のひらなどに痛みや痺れが起きる病気です。
朝方や自転車や車の運転、手を使う作業をするときに痺れが強くなりやすく、手を振ると少し楽になるといった特徴が見られます。
手根管は、手首にある骨と靭帯に囲まれたトンネル状の組織で、中には正中神経と腱が通っています。なんらかの原因でトンネル内が狭くなり、正中神経が圧迫されることで、痛みや痺れが生じるのです。
症状が進行すると、親指の付け根の筋肉が痩せてきます。すると、細かい作業がしにくくなる、親指と人差し指で「OKサイン」を作ることが難しくなるといった症状が起こることも。
手根管症候群の原因ははっきりとわかっていませんが、中年の女性に多く発症することから女性ホルモンが関与していると考えられています。
また、手指を日常的に酷使する仕事やスポーツをしている人にも見られます。
免疫に異常が起こる自己免疫疾患の一つである関節リウマチも、中指が痛む原因です。
リウマチで最初に痛みが出る関節として最も多いのが手指といわれ、人差し指と中指の付け根に腫れや痛みが出ることも多いです。
関節リウマチの場合、第一関節ではなく第二関節や第三関節が腫れるケースが多く見られます。
腫れ方にも違いがあり、変形性指関節症(ヘバーデン結節・ブシャール結節など)はゴツゴツした腫れ方をしますが、関節リウマチは押すとブヨブヨしていることが特徴です。
痛みだけでなく「腫れており押すと痛い」「痛みが数日で治まらずずっと続く」「中指だけでなく他の指や、手首、肘、足なども痛む」などの症状もある場合は、リウマチの可能性が考えられるでしょう。
関節リウマチは左右対称に関節の痛みが出ることが多いといわれますが、左右対称でなくとも関節リウマチの可能性があります。
ここからは、中指の付け根を押すと痛いときの治し方・対処法を紹介します。
痛みが続くとつらいもの。ぜひこれから紹介する方法を実践してみてください。
パソコンやスマホの使い過ぎなどによる一時的な炎症が原因の場合は、指を休めることで症状がよくなる可能性があります。
痛みがあるのにそのまま指を酷使する作業をし続けると、痛みの悪化や腱鞘炎につながることに。
手を使う仕事をしている場合など手を休めることが難しい場合は、負担を減らす方法や対策を取れないか医師と相談してみましょう。
更年期になると、女性ホルモンが減少する影響で、関節の痛みやこわばりが起きやすくなります。
生活習慣を見直し、手指への負担を減らすのもおすすめ。以下の手指の負担を軽減する8つの習慣をチェックしてみましょう。
手指の曲げ伸ばしをする「指エクサ」のストレッチは、痛みの緩和や手指の機能改善といった効果が期待できます。
症状が出ていない人も、手指のトラブルの予防に効果的です。ぜひ実践してみてください。
中指の付け根を押すと痛い状態が長く続く場合や、他の気になる症状がある場合などは、我慢せず病院を受診して詳しい検査を受け、適切な治療を受けましょう。
悪化すれば保存療法(薬物療法や運動療法など)での改善が難しくなり、手術が必要になることも。
また、ヘバーデン結節・ブシャール結節のような変形性指関節症や指の腱鞘炎、更年期の関節症状などは関節リウマチと症状が似ています。
関節リウマチは、早期発見・早期治療が大切。放置せず早めに病院を受診しましょう。軽い症状でも気になることがあれば、まずはかかりつけ医に相談してみるのもいいかもしれません。
痛みの原因が一時的な炎症であれば数日で治ることもありますが、何かの病気が隠れている可能性もゼロではありません。
上記のような症状がある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
中指の付け根に痛みが起こる原因はさまざまです。指の酷使によって起きた一時的な炎症であれば、しばらく指を休めることで改善する場合もあります。
しかし、中指の付け根の痛みが長続きする場合や、他の症状も見られる場合は何かの病気が隠れている可能性も。症状が悪化してしまう前に対処するためにも、早めに病院を受診しましょう。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
東京の足立区に整形外科専門病院である慶友整形外科脊椎関節病院と、整形外科のクリニックである足立慶友整形外科を運営する医療法人円徳の理事長。クリニックは年間延べ10万人以上の患者様が来院。また、instagramやTikTokでも積極的に情報を公開。
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