菊池和子さんのWEBレッスン「毎日続けたい体操」3

上を向く&足を上げる「きくち体操」で全身の血行改善

公開日:2024.01.04

雑誌「ハルメク」で人気の「きくち体操」がWEB版になって登場!今回は「毎日続けたい基本の体操」の後編。両手を後ろで組んで上を向く体操と、片足立ちで膝上げたり横に開いたりする体操を、きくち体操の創設者・菊池和子さんに伺います。

菊池和子(きくち・かずこ)さんのプロフィール

菊池和子(きくち・かずこ)さんのプロフィール

1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『毎日のきくち体操』DVD『「意識」と「動き」で若く、美しく!きくち体操』『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。

きくち体操とは?

きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)

今回は、意識して動かすことで体を育てて、最後まで美しい姿勢で生きるために続けたい体操についてです。

前回紹介した、足首&お腹の体操と合わせて、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。疲れている日は全部できなくてもOK!意識して動かすことが大切です。

※ケガや病気などで体を痛めている場合は、無理して動かさず医師の指示に従ってください

毎日続けたい体操3:両手を後ろで組み、上を向く

毎日続けたい体操3:両手を後ろで組み、上を向く
しっかり立って、肩甲骨を寄せ胸を広げます

「呼吸が浅い」と感じている人はぜひこの動きをやってください。両手を組むときは手の指まで意識を向けてくださいね。手の指から腕の筋肉は始まっているのですから。そして腕の筋肉は、肺を動かす筋肉につながっています。

ただ後ろで両手を組むのではなく、肩を下げて肩甲骨をできるだけ寄せるように意識しましょう。背中の真ん中にしわを寄せるように。いつも縮んでいる鎖骨側の筋肉が開いて、肺がのびのびと動けるようになります。

少し上を向くと、頭を支える首の筋肉もしっかり使うことができます。

前回ご紹介した足首を回す体操お腹を出したり引いたりする体操をした後だと、この動きはラクにできますよ。 ...

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