
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
更新日:2024年03月09日 公開日:2021年09月10日
ターンオーバーを促すインナーケアなどのアフターケア
顔だけでなく手や腕にもできるシミ。シミは種類やできる場所によって対処法が異なります。最近はレーザー治療を受ける人が増えていますが、シミ取りはアフターケアが肝心。お手入れのやり方を知ってシミ取り計画を成功させましょう。
「シミ取り」というと、皮膚科・美容外科やスキンクリニックなどでのレーザー治療を思い浮かべる人も多く、一般的になってきたシミの対処法です。
しかしシミには種類があり、レーザー施術で取れるシミと取れないシミに分かれます。また、レーザーで取れるシミも1回の施術だけでポロッとスッキリ取れて終了ではなく、長期戦の構えが必要に。そのため、レーザー治療後のセルフケアが大切なのです。
まず、「このシミ、レーザーで取れるの?」「レーザーでシミを取った後ってどんなケアをするの?」という人へ、レーザー治療について解説します。
シミにはいくつかの種類がありますが、中でも紫外線によるシミ(老人性色素斑)、虫刺されや傷あとのシミ(炎症性色素沈着)、ホルモンの影響によるシミ(肝斑)などは、レーザー照射や軟膏・シミ用クリームなど自宅でのセルフケアで改善が見込めるシミです。
また、肝斑などの慢性疾患のシミは、レーザー照射などで改善した後セルフケアを怠ると元に戻ってしまいます。しかし、閉経後の50代後半頃から自然と薄くなっていくと言われています。
反対に、そばかす・脂漏性角化症・花弁状色素斑などのシミは、セルフケアの効果が期待できないシミの種類です。
シミは表皮の一番下にある基底層のメラノサイト(色素形成細胞)で、紫外線から体を守る色素=メラニンが合成されて表皮へと上がってきたものです。
表出しているシミは以前浴びた紫外線の影響によるものが多いので、レーザー施術をしても基底層でメラニンが作られている限り、再びシミが現れてしまいます。
また、異なる種類のシミが同じ場所に混在するケースもあります。レーザー治療が効果的な種類のシミなのか、レーザー治療に向かないシミなのかによっても、施術方法やセルフケアの方法が変わります。
シミを薄くする効果が期待できるビタミンCのイオン導入や超音波導入、美白注射、フルーツ酸ケミカルピーリングなど、レーザー照射以外にもさまざまな治療方法があります。事前カウンセリングで治療方針や組み合わせ方などの治療方法を、医師とよく確認・相談しましょう。
シミ取りにクリニックでのレーザー施術が一般的になってきたとはいえ、受診がためらわれる外出の自粛。また、紫外線の強い季節を避けて冬場に施術を受ける計画で、取りあえずカウンセリングだけ受けたい人にもおすすめなのが「オンラインカウンセリング」です。
夏場にレーザー治療は避けたいけれど、薬の処方だけでも受けてセルフケアを充実したいという人などから高い注目を集めているのが「オンラインカウンセリング」や「オンライン診療」です。
まずは受診を希望する皮膚科・美容外科やスキンクリニックで、オンラインカウンセリングやオンライン診療の有無を確認しましょう。
オンライン診療での薬の処方は、クリニックから希望する薬局に処方箋を送ってもらい、その薬局に受け取りに行きます。薬局によっては自宅に配達してくれるところもあります。
シミ取りを決意したら、まずは受診して正確なシミの種類を知りましょう。レーザー治療に向かない種類のシミや複数の種類のシミが混在している場合は、治療方法と数か月間に及ぶ治療計画を医師と相談して決めていきます。
また、美容目的のシミ取りは保険適用外で治療費が高額になるケースもあるので、かかる総費用の目安やシミがどのくらいになるまでを目指すのかを考え、よく確認しておきましょう。
シミの治療にはレーザー施術と並行してホームケア用の薬が処方されることがあります。処方される内服薬には、肌のターンオーバーを促すビタミンC(アスコルビン酸・L-システイン配合)や血行を良くするビタミンE、50代以上の女性に効果的なトラネキサム酸などがあります。
また、内服薬とセットで使用することで相乗効果が期待できる外用薬に、軟膏や美白効果のあるハイドロキノンやレチノイン酸配合のクリームなどがあります。
内服薬も外用薬も医師の処方なので、有効成分が適切に配合され高いシミの改善効果が見込めます。
ターンオーバーは肌の生まれ変わりのサイクルです。年齢を重ねた肌は再生機能が低下しており、シミ取り後のきれいな肌を作り出すためにはアフターケアが重要です。
ここでは、体の内側からシミを薄くするアプローチについて、食生活・サプリメント・睡眠とツボのポイントを紹介します。
せっかくレーザーでシミを取っても、紫外線などの影響でメラニンが再びシミを作っては、いつまでたってもきれいな肌にはなりません。体の内側から日焼けを防ぎ、シミのない肌を再生させるため、効果的な栄養成分を含んだ食材を意識して取りたいもの。
そこでポイントとなるのが積極的に摂取したい「朝におすすめ」の赤い色の食材。そして、食べた後に紫外線に当たるとシミを作るリスクが高まる「朝にNG」な食材の2つ。ポイントを参考に食生活からシミを改善していきましょう。
【朝におすすめの赤い色の食材と含まれる栄養素】
【朝にNGな食材:紫外線の感度を高める成分「ソラレン」を含有する食材など】
美容と健康に「朝は、野菜と果物のスムージーや野菜ジュース」という人は、赤ピーマン・赤キャベツなどを使うのがおすすめです。朝にNGな食材も美肌のために夜のメニューで取りましょう。
食事から肌の再生を助ける栄養成分を取りづらいときに、補助的に利用したいのがサプリメント。栄養補助食品や機能性食品も研究や開発が進み、新商品が続々と市場に出回っています。
紫外線の防止に「飲む日焼け止め」も話題になりましたが、美しい肌の再生に特におすすめしたいのは、ビタミンC・L−システイン・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン(フラッシュフリー)など。
また、サプリはミネラルウォーターや塩素が除去された水で摂取することで、より効果が発揮されます。
肌の新陳代謝や修復を促す成長ホルモンは、良質な睡眠時に分泌されます。夜のゴールデンタイムにしっかりと睡眠を取ることは、シミ取り後の肌の再生に不可欠です。
足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボ「太谿(たいけい)」は、新陳代謝やアンチエイジング効果が期待できます。また、足のかかとの中央部分にある「失眠(しつみん)」は、神経を落ち着かせて眠気を誘い睡眠の質を高めるツボです。
入眠前にゆっくりツボを押すなどリラックスしながら、快眠・安眠で成長ホルモンと自然治癒力のメリットを享受しましょう。
レーザー施術後は、数週間かけてシミがかさぶたになって剥がれ落ちるのをじっと待つダウンタイムがあります。シミにアプローチするインナーケアと、相乗効果が期待できるトリートメントをしていきましょう。
また、セルフケアによる肌のお手入れには、古い角質を拭き取るローションで優しく取り除く、ビタミンCのイオン導入、美白をかなえる有効成分を配合したクリームなどを浸透させるアイテムがおすすめです。
繊細な状態になっているレーザー照射した部分は、スキンケアを控えます。紫外線や外部刺激から肌を守るシールタイプのフィルムで保護しておくと安心です(保護パッドはクリニックで処方される場合もあります)。
ここでは、人気の商品の中から、編集部おすすめのスキンケア商品をご紹介します。
AYURA の「クリアリファイナー センシティブ」は、ターンオーバーのサイクルを促し、肌に溜まった角質を取り除く拭き取りローションです。
厚生労働省に認可されている肝斑改善の有効成分「トラネキサム酸」配合で、バリア機能の低下した肌にも優しいセンシティブ(敏感肌)タイプです。
Bellababyの「ウォーターピーリング超音波美顔器」は、超音波ピーリング・EMS・マイナスイオン・プラスイオンの4つのモードを搭載したハンディエステ美顔器です。
濡れた肌の表面を超音波で優しく弾き飛ばす、電気刺激でファーミングする、美容液やシートマスクの成分をイオン導入させるなど、日頃のお肌のお手入れにおすすめです。
BIHACURE自然派研究所の 「美白クリーム」の原料は、天然由来エキスのスクワランやアロエベラ。
メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐトラネキサム酸を配合。さらに美白有効成分として、黒色メラニンにアプローチするハイドロキノン誘導体が角質層まで浸透し、透明感のある肌に生まれ変わらせます。
レーザー照射した跡は表皮のバリアがないセンシティブな状態なので、傷を修復させながら紫外線などの外部刺激から肌を守る専用フィルムを貼っておくと安心です。
FILMORの「約97%UVブロックフィルム」は、シミだけでなくホクロの除去やニキビ・傷跡を保護する必需品。不安定な状態が続くレーザー施術後の約2か月間、わずかなUVはもちろんうっかり触ってしまうなどの外部刺激から肌を守ります。
薄く透明なフィルムなので、どんなトーンの肌にもなじみ上からメイクも可能です。
以上、自宅でのセルフケアやクリニックでのシミ取り後におすすめのスキンケアアイテムを紹介しました。
シミは種類によって、クリニックでのレーザー治療やクリームの使用といった対処法が異なります。また、シミ取りレーザー施術後のアフターケアは美しい肌の再生に重要です。
年齢を重ねて遅くなった肌のターンオーバーサイクルを活性化し、シミを再び作らせないようにすることが大切。
睡眠時間をしっかりと取る、紫外線対策をする、食生活に気を配る、ストレスを溜めず心身の健康に努めるなどのセルフケアを習慣にすることが、クリアな美肌へ導きます。
また、シミ取りは紫外線の量が弱くなる秋冬に施術することをおすすめします。ダウンタイム後の過ごし方を想定して準備するなど計画的に。効果的なセルフケアで、シミのない美肌を目指しましょう。
※記事内の商品価格は2024年3月時点のものです。
担当科 :皮膚科、美容皮膚科、美容外科
経歴:琉球大学医学部卒業後、赤十字病院、都内大学病院皮膚科にて急性期~慢性期の皮膚疾患、外科手技を幅広く学び、研鑽を積む。複数の皮膚科・美容皮膚科クリニック勤務を経て2021年2月より、樂(かなで)美容クリニック院長に就任。
かなで美容クリニックHP https://kanade-beauty-clinic.jp/
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