その赤み、ケアを間違えると悪化するかも……
赤ら顔のケア、合ってる?50代女性が知っておきたい“赤みの原因”4つ
赤ら顔のケア、合ってる?50代女性が知っておきたい“赤みの原因”4つ
公開日:2026年02月13日
頬の赤み、ほとんどの人がその原因タイプを知らない
頬の赤みやほてり、メイクで隠しきれない赤ら顔。50代を迎えた大人女性の中には、ふと鏡を見たときに「前より目立つかも」と感じる人も少なくありません。
「体質だから仕方ない」「敏感肌なだけ」そんなふうに考え、自己流のケアを続けている人も多いのではないでしょうか。
赤ら顔には複数の原因とタイプがあるのですが、最近の調査(※)では、約8割の人が“赤ら顔の原因タイプを知らない”ことがわかりました。知らないまま続けているケアが、負担になってしまうこともある——。まずはその事実を、知っておきたいところです。
赤ら顔の原因とタイプ4分類とケア
医学的には、赤ら顔は主に4つのタイプに分類されます。
美容皮膚科・形成外科医の高桑康太医師は、その原因によってタイプが分かれ、それぞれケアの考え方も異なると説明しています。
皮膚科医が整理する「赤ら顔の4タイプ」
● 酒さ
顔の中心部に持続する赤みやほてりが特徴。刺激で悪化しやすい傾向があります。外用薬(メトロニダゾール、アゼライン酸)、内服薬、レーザー治療など。刺激物やアルコール、急激な温度変化を避けることも重要です。
● 脂漏性皮膚炎
赤みに加えてフケ状の皮むけが出やすいタイプ。抗真菌外用薬、低刺激の洗顔・保湿、ステロイド短期使用。生活習慣の改善(睡眠、食事、ストレス管理)も効果的です。
● 毛細血管拡張症
赤い線状や網目状の血管が透けて見える状態。加齢や紫外線の影響が関係します。レーザー治療(Vビームなど)が効果的。紫外線対策、血管を拡張させる要因(飲酒、辛い食べ物、サウナ)の回避も。
● 接触性皮膚炎・アレルギー反応
化粧品やスキンケア製品など、外からの刺激で赤み、かゆみ、腫れが生じるタイプ。原因物質と接触後に症状が現れます。原因物質の特定と除去が最優先。パッチテストで原因を特定し、低刺激製品に変更。症状に応じてステロイド外用薬を使います。
同じ「赤み」に見えても、やってはいけないケアが違う。知っておくだけで安心につながるポイントです。
赤ら顔対策として多かったのは「市販の化粧品でケアしている」が52.3%ともっとも多く、専門医を受診した人は14.7%にとどまりました。
セルフケア自体が悪いわけではありません。ただ、タイプに合っていないケアは、知らず知らずのうちに肌の負担になることがあります。タイプに合うケアを心がけましょう。
こんな赤みは、一度専門家に相談してみても
次のような状態が続く場合は、「治す」ためではなく、見極めるために相談する選択肢もあります。
● 赤みが数週間以上続いている
● ブツブツや皮むけ、かゆみを伴う
● 食事や温度の変化で悪化する
● メイクで隠すのがつらくなってきた
赤ら顔は、年齢や体質のせいと決めつけなくていいもの。原因を知らないままがんばり続けることが、つらさを長引かせてしまうこともあります。
まずは、自分の赤みはどのタイプなのか。やっていいケアと、控えたほうがいいケアは何か。それを知るだけで、大人女性の肌はきちんと応えてくれます。
※「赤ら顔に関する認識と対策調査」調査期間:2025年12月5日〜12月15日/調査方法:インターネット調査/調査対象:全国の20〜50代の男女300名(医療法人社団鉄結会)




