ヘアメイク・森田玲子の美容研究所#12
【秋の年齢肌お悩み3選】季節の変わり目にするべきスキンケアとは
【秋の年齢肌お悩み3選】季節の変わり目にするべきスキンケアとは
更新日:2025年10月30日
公開日:2025年09月19日
秋に起こりがちな50代の肌悩み3選・お手入れ方法
夏の紫外線ダメージから乾燥ダメージへと移り変わり、肌トラブルが起きやすい秋。50代はホルモンバランスの変化や生活環境の変化も多い年齢ですから、秋口は一段と肌を労わる必要があります。季節にあったスキンケアで、美肌を育てていきましょう。
【秋の肌悩み1】乾燥する
9月下旬から湿度が低下し、空気が乾燥しはじめます。すると角質層が影響を受け、肌の水分量が低下。くわえて50代は加齢とともに皮脂やセラミドなどの分泌量が減り、常に肌の水分が蒸発しやすい状態です。乾燥対策は、特に徹底したいところ。
お手入れ方法と対策
・高保湿タイプのスキンケアを使う
こっくりとしたクリームやオイル美容液などで、水分だけでなく油分も多めに補ってあげましょう。日中は気温が高いため、油分多めのケアは夜を中心に。朝はメイク崩れしにくい油分が少ないものを選び、朝と夜でスキンケアを使い分けるのもおすすめ。目元や口元は皮膚が薄いので、アイクリームなどを重ね塗りします。
・クレンジングも保湿タイプへ
真夏のウォータープルーフ対応の日焼け止めなどから少しずつライトなものへ。あわせてクレンジングもミルクタイプなどのマイルドなものへシフト。落とすケアでも、保湿力の高いものを意識的に手に取るようにしましょう。
おすすめスキンケア

N organic Plenum ディープホールド クリーム 9900円(税込)
大人の肌悩みをケアする濃密な保湿クリーム。夜たっぷり塗って寝ると、朝起きた瞬間から肌がしっとり。精油の香りが、心を解きほぐし贅沢な気分にさせてくれる。
【秋の肌悩み2】敏感になる・赤みが出る
上記のように乾燥しやすい秋口。肌は乾燥を治そうとしてターンオーバーを早めます。ターンオーバーが早すぎると、肌表面が未熟な状態で水分不足な肌が生まれてしまうのです。すると、トラブルが起きやすい敏感肌になるという悪循環に。
お手入れ方法と対策
・使い慣れたスキンケアで丁寧に肌を扱う
肌トラブルが起きると、焦ってあれもこれもと使いたくなりますが、敏感肌になったときはぐっとガマン。肌に合うものでいつも以上に丁寧に保湿を。
・ひどい場合は皮膚科へ頼る
赤みがひどい場合などは、アレルギー反応が起きている可能性も。皮膚科に頼ることも大切です。
・生活習慣の見直し
肌が敏感なときは特に睡眠時間や食生活を整え、健康的な生活を。肌を修復する時間と、肌を作る栄養をたっぷりととりましょう。
おすすめスキンケア

エトヴォス アルティモイストローション 4290円(税込)
敏感肌ブランドとして知られるエトヴォスの化粧水。美容液まで塗ったっけ?と勘違いするくらい、もっちもちに肌がうるおう。ナイアシンアミドやヒト型セラミドを配合し、ハリのある肌へと導く。

ディセンシア つつむ フェイスクリーム 3300円(税込)
ディセンシアの高敏感肌シリーズTSUTSUMUの保湿クリーム。ぷるっとしたクリームで、しっとり感が長時間続く。独自技術「ヴァイタサイクルヴェール(R)」が肌のうるおいで包み込み、外的刺激をブロック。
【秋の肌悩み3】くすみ・透明感不足・毛穴の開き
夏に紫外線を浴び、日焼けをした肌は砂漠のようにカピカピに。その影響で秋口の肌はゴワつき、毛穴も目立つように。顔色もなんだか全体的にどんよりと曇った感じに。肌の触り心地が悪いと感じたら、余分な角質が溜まっているサインかも。
お手入れ方法と対策
・角質ケアアイテムの導入
酵素洗顔、泥パック、ピーリングなど、肌表面を整えるケアを。日焼け直後など、肌が敏感になっているときは刺激が強いので避けます。角質ケア後は、保湿をたっぷり。ターンーバーを整えることで、蓄積されたメラニン色素を排出し、シミ対策にも!
おすすめスキンケア

ドクターケイ ABC-Gピールウォッシュ 4400円(税込)
角質ケア+透明感ケア+ビタミン補給+泡洗顔という、たくさんの役割を持つ洗顔料。角質をやわらかくしながら、つるんっとした透明感溢れる肌へ。もちもちの弾力泡で摩擦レスに毛穴ケアができる。
秋の初めに夏の肌疲れを整えて!過酷な冬に備えよう
秋のスキンケアのテーマは、「夏の肌疲れをケア」すること。そして、どんどん乾燥する「冬に向けて肌を整えておく」こと。季節の影響だけでなく、敏感になりがちな50代の女性の肌。ここで肌調子を整えておくと、未来のシミやシワ、ハリ不足などの肌悩み対策につながりますよ。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。




