イメチェンビフォーアフター・12

白髪や薄毛が気になる50代必見!若見えヘア&メイク【プロセス編】

白髪や薄毛が気になる50代必見!若見えヘア&メイク【プロセス編】

更新日:2025年09月16日

公開日:2025年07月01日

鏡を見るたび気になる白髪や薄毛、「私に似合う髪型ってある?」と悩んだことはありませんか?そんなお悩みを抱える50代女性がえがお美容室で大胆イメチェン!プロのアドバイスで大人の前髪&メイクを駆使し、ー10歳若見えスタイルに。前編では変化のプロセスをご紹介、後編では劇的なビフォーアフターをお届けします!

白髪やボリュームの無さが悩み…髪型迷子の50代女性が挑戦!

今回イメチェンに挑戦するのは「白髪やボリュームダウンなど、年齢を重ねるにつれて髪の悩みが増えるうちに、似合う髪型がわからなくなった」という後藤さん(56歳)。※取材当時

似合う髪型とメイクを知り、若々しく華やかなマダムにイメチェンしたいとのこと。以前からイメチェン企画のファンでもあり、自分もあんなふうに変わってみたい、と今回応募してくれました。

イメチェンに挑戦する人:後藤美保さん(56歳)

イメチェンに挑戦する人:後藤美保さん(56歳)

「50代になり、だんだんと白髪やボリュームダウンなど髪の悩みが増えてくる中、今の自分に似合う髪型がわからないままになっていました。また、長いマスク生活でメイクをする機会も減り、特に顔の下側のメイクがおろそかになっています。自信を持って人に会える、上品で華やかなマダムになりたいです」(後藤さん)

そこで、シニア専門ヘアサロン「えがお美容室」でヘアカット&「ビューティー体験(ネイル・メイク・ヘアセット・撮影)」をセットで実施。撮影日はいつものナチュラルメイクで来てもらい、髪型とメイクでどこまで変化するのか、ビフォーアフターを写真で比較していきます!

ヘアカット:向井みえさん

ヘアカット:向井みえさん

「大人女性を若々しく見せるのにおすすめなのが、前髪のあるヘアスタイルです。前髪を作ることで顔の印象が変わり、小顔効果も期待できますよ。今回は全体的にボリュームを上にもってきて女性らしい丸みを作り、顔まわりに動きを出すことで華やかな仕上がりを目指します」(向井さん)

メイク:鈴木みほさん

メイク:鈴木みほさん

「長いマスク生活でメイクをあまりしなくなった人におすすめなのは、いきなり濃い強い色にチャレンジするのではなく、柔らかく優しめの色から始めることです。小顔効果を高めるテクもしっかり忍ばせつつ(笑)、気持ちが明るく華やぐ春メイクをしていきましょう!」(鈴木さん)

イメチェンのポイント1:シャンプー時の頭皮マッサージで薄毛・白髪対策

イメチェンのポイント1:シャンプー時の頭皮マッサージで薄毛・白髪対策

ヘアカットの前に、まずはシャンプー台へ。

「50代になってから白髪や抜け毛が急に増えてきました。特に白髪は、カラーリングをして2週間もすると根元のあたりが気になるように。根元が白くなることでつむじまわりの生え際が薄く見えてしまうのも嫌で……」という後藤さん。向井さんが自宅でできるケアについて教えてくれました。

向井さんいわく、自宅でのシャンプーのときに、あわせて頭皮マッサージをするのが効果的とのこと。

「こめかみから頭頂に向かって少しずつ指で意識的に頭皮を動かすようにマッサージすることで血行がよくなり、頭皮も柔らかくなって髪に栄養がいきやすくなります。シャンプー時の習慣にしてしまえば、今ある白髪を黒くすることはできなくても、これから先の白髪や抜け毛を防ぐ効果が期待できますよ」。

マッサージに必要な時間は頭全体をやってもわずか数分。ちょっとしたことですが、日々の継続が大切なんですね。

イメチェンのポイント2:前髪を作ってマイナス10歳!若見えを実現

イメチェンのポイント2:前髪を作ってマイナス10歳!若見えを実現

いよいよカットです。 襟足やサイドなどをカットしながら全体のボリュームと大まかな形を決めたら、前髪を作っていきます。

「年齢的に前髪があると幼く見えてしまうかなと、ここ数年はずっと前髪を作らずにいました」という後藤さん。

でも、実はそれが「老け見え」の原因になっているのだとか! 「若い人が大人っぽくなりたくて前髪を作らないのはよいのですが、大人の女性が前髪を作らないと顔のタテのラインが強調されてかえって疲れて見えたり、老けた印象になってしまいます。大人女性こそ前髪を作ることで若々しくイキイキとした印象になる上、小顔効果もあるんですよ」(向井さん)。

イメチェン 前髪カット

そこで今回は、前髪を作り、続くこめかみからサイドにかけてもつながりをもたせるようにカット。額と顔の横側が隠れることで、額縁効果により顔もキュッと小さく見えます。

「ほんとだ! なんだか顔が小さく、若返って見えます! わー、ずっと間違えてました(笑)」(後藤さん)。

イメチェンのポイント3:前髪のパックリ割れを防ぐドライヤーテク

前髪を作ることでガラッと印象が変わった後藤さん。でも、前髪がパックリ割れにならないか気になるとのことでしたが……?

「前髪のパックリ割れを防ぐには、髪の乾かし方が大切です」と向井さん。

まずは髪の分け目を意識せず、髪の生えている向きにあわせて根元から真下におろすように乾かすとよいのだとか。また、特に根元をしっかり乾かすことも大切だそう。それだけで髪がふんわり仕上がります。

イメチェンのポイント3:前髪のパックリ割れを防ぐドライヤーテク

髪を乾かしたら、追加のカットで形を整えた後、トップにしっかりボリュームが出るようにヘアアイロンを使ってセットしていきます。

ヘアアイロンは髪を上から2段か3段に分けてから、少しずつ毛束を手に取って毛先の1/4ぐらいにサッと軽くあてていきます。

イメチェンのポイント3:ヘアアイロン

「毛束は少しずつ手に取ったほうが、アイロンがあてやすく、立体感も出やすくなります。あまり強く内側に巻き込むのではなく、軽くなでるようにあてるのがポイントです。アイロンをすることで髪にツヤもプラスされますよ」(向井さん)。

ヘアアイロンには苦手意識があったという後藤さん。「くるくるドライヤー世代なので、ついグルっと強く巻き込んでしまって。このやり方なら気負わずできそう」とのこと。

仕上げに、ワックスで動きをつけていきます。このワックス使いにもポイントが。

「ワックスをつけるときは、最初に手のひらと指の間までしっかりワックスをなじませて。その後、手で髪をつかんで、指の間からもみ込むようにつければムラなくちょうどよい量で髪になじみ、形が決まりやすいですよ」と向井さん。さらに、顔まわりと襟足には束感を出すため少し多めにつけるとよいそう。

こうして、華やかで上品な「若見え大人ショートボブ」が完成しました!

イメチェン12 ヘアカット完成

イメチェンのポイント4:ベースカラー&コンシーラーで顔にメリハリを

続いてはメイクです。まずは肌のベース作りから。

鈴木さんいわく、ベースに使用するファンデーションはあまり明るい色を選ばず、コンシーラーをファンデーションより明るめにするとよいそう。

イメチェンのポイント4:ベースカラー&コンシーラーで顔にメリハリを

「光が欲しいところに明るめのコンシーラーを重ねることで、影になってほしいところが自然と影になり、メリハリが生まれますよ」(鈴木さん)

ベースが出来上がったら、顔まわりに少し暗めのシェーディングパウダーをブラシで入れていきます。「このひと手間で顔まわりがグッと引き締まり、小顔効果が高まります。特におでこ(生え際)、こめかみ、頬から顎のラインを意識して」と鈴木さん。

イメチェンのポイント4:シェーディングパウダー

「肌なじみのよいライトブラウンなど、自分の肌にあった暗めの色をひとつ持っておくと本当に使い勝手がよく、おすすめです」(鈴木さん)。

イメチェンのポイント5:ノーズメイクで立体感をプラスして、キュッと小顔に!

続いて、「あれこれメイクをやりたくないときでも、顔を引き締めたいなら、鼻に立体感を出すノーズメイクがおすすめです」と鈴木さん。鼻に立体感をつけることで顔のパーツが真ん中に集まり、キュッと顔が引き締まって見えるのだとか。

そこで、ノーズメイクのやり方を伝授してもらいました。

イメチェンのポイント5:ノーズメイクで立体感をプラスして、キュッと小顔に!

「まず、鼻の両脇にアイシャドウや眉毛用パウダー、先ほどのシェーディングパウダーなどで暗めの色をタテに入れて立体感を出します。さらに鼻の先端にも丸く、鼻の下側にもほんの少し暗めの色を入れると、鼻先は小さく、鼻下は短くなり、小顔に見えるようになりますよ」と鈴木さん。

顔の印象を決める重要なパーツである鼻。年齢とともに変化も出てくるようで……。

「年齢を重ねるにつれ、鼻も横に大きく、タテに長くなりがちです。それを暗めの色のパウダーで引き締めることで鼻が小さく、短く見えて、キュッと小顔になるんです」(鈴木さん)

イメチェンのポイント5:ノーズメイク

さらに、鼻まわりのハイライトの入れ方にもコツが。「よく、鼻筋全体にタテにハイライトを入れてしまう人がいますが、それだと鼻が長く見えてしまう原因に。ハイライトは目と目の間と、鼻の先端のみに入れることでメリハリが出て、高さも出してくれます」(鈴木さん)。

ノーズメイクを終えた後藤さん、「えー!! 鼻が短ーい! これは明日からすぐに実践します!」と驚きが隠せない様子。

イメチェンのポイント6:目元とリップは優しい色みで明るく、柔らかく

「メイクをご無沙汰していた人が、久しぶりにアイメイクをする際におすすめの色は、黒よりもブラウンです」と鈴木さん。ブラウンならしっかり色は入りつつも優しい印象に仕上がるそう。

アイラインは黒目の上を中心に入れると黒目が強調できてキラキラにした印象に。ウォータプルーフのアイライナーを使い、アイラインを引いた後にブラシや綿棒でなじませれば、にじみにくくなりパンダ目の防止にもなります。

イメチェンのポイント6:目元とリップは優しい色みで明るく、柔らかく

眉毛も全部同じ濃さで乗せるとのっぺりした印象になってしまうため、黒目の上あたりに最初に色を乗せて、左右になじませるようにすると色の強弱がついてメリハリのある眉に。その際、眉毛の上側ではなく下側を意識して色を重ねると、目と眉の間の余白が減って小顔効果もあるそう。

「さらに春っぽく軽やかな感じに仕上げたければ、明るめカラーの眉マスカラもおすすめです。ブラシを少し浮かした感じで横にサッサッと軽くつければOKです」(鈴木さん)

そして、いよいよ仕上げのリップです。この日、鈴木さんがセレクトしたリップカラーは「オレンジ」。

イメチェンのポイント6:目元とリップ

「久しぶりにリップメイクをするという人におすすめなのがオレンジです。オレンジは肌なじみもよく、顔色を元気にしてくれるので、この春大人の女性におすすめのカラーです」(鈴木さん)。

ジューシーなオレンジ色は春っぽさもあり、一気に顔色が明るく、華やかさもプラスされました!

完成した髪型&スタイリングのビフォーアフターは後編で!ファッションの着こなしも必見です。

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えがお美容室

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年齢を重ねた素敵な女性のための美容室。白髪が気になる、髪にボリュームがでない、 髪が細くなってきた、ツヤがなくなってきたなど、シニア世代ならではのお悩みにお答えします。スタッフの検温やマスク着用、器具の消毒、換気などの新型コロナウイルス予防対策も徹底しています。
 
TEL:03-5980-7522 
東京都豊島区巣鴨3-20-14 山下ビル2階/不定休

ヘアカット=向井みえ(えがお美容室) メイク=鈴木みほ(えがお美容室) ネイル=小森さくら(えがお爪工房) 衣装スタイリング=ジョニー・カワサキ(えがお洋品店) 撮影=土谷陽介、吉原潤一(えがお写真館)

※この記事は2023年3月の記事を再編集して掲載しています。


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HALMEK up編集部
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