イメチェンビフォーアフター・7

暗く見える悩み…髪型&メイクで華やかにイメチェン!

公開日:2021.12.03

更新日:2022.12.20

50代・60代の読者モデルがヘアカット&メイクでお悩みを解決するイメチェン企画。今回は、ぺたんこ髪と目の下のクマのせいで暗く見えるのが悩みの塩田さん(55歳)がイメチェンに挑戦! 襟足短めショートボブと血色アップメイクで華やかに変身します。

髪をボリュームアップ&目のクマを隠して明るく華やかに

今回イメチェンに挑戦するのは「以前からイメチェンに挑戦したかったので、思い切って応募しました。明るく華やかなイメージになりたいです」という、塩田梨伽子さん(55歳)。

撮影日はいつものナチュラルメイクで来てもらい、髪型&メイクでどこまで変化するのか、ビフォーアフターを比較することにしました。

イメチェンに挑戦する人:塩田梨伽子さん(55歳)

「髪の悩みはボリュームが出ないこと。ブローしても時間がたつと、ぺたんこになってしまいます。メイクは眉がうまく描けないのと、目の下のクマのせいで顔が暗く見えるのが悩みです。自分でもできるメイク方法を教えてください」(塩田さん)

ヘアカット:向井みえさん

「分け目があるとどうしても老けて見えがちです。前髪を作って分け目をなくすと同時に、襟足を短く丸みを出したショートボブにして、ボリュームを出していきます。少し髪が乾燥しているので、ツヤもプラスしましょう」(向井さん)

メイク:鈴木みほさん


「グレイヘアの人は老けて見えないように、顔を明るく、元気に見えるメイクにするのが大事! 目のくすみ・クマをカバーして、チークで肌に血色をプラスするだけでも、顔が明るく華やかに見えるはずです」(鈴木さん)

グリーン&デニム!この冬トレンドのカラーコーデに挑戦

イメチェンを始める前に、まずは写真撮影用の洋服をセレクトします。

今回のテーマが「華やかにイメチェン」なので、スタイリスト・久瀧さんがデニムと一緒に持ってきたのは、ビビッドなグリーンのセーター。

「わぁ、グリーンはこれまでに選んだことがない色ですね」という塩田さんですが、自分で選ばないカラー&デザインこそ、イメチェンを楽しめるというもの。

「どんなふうに変わるのか楽しみです」と、グリーンのセーター&デニムで派手色カラーコーデにチャレンジすることにしました!

※シニア専門ヘアサロン「えがお美容室」でヘアカット&「ビューティー体験(ネイル・メイク・ヘアセット・撮影)」をセットで実施。

※画像は複数あります。Yahooで閲覧している方は、画像の上の「>」でスライドして確認してください。

イメチェンのポイント1:襟足すっきり短めショートボブ

シャンプーをしたら、いよいよイメチェンスタートです。まずは、ヘアカットで塩田さんのお悩み、髪のボリューム不足を解決していきます。

「ショートヘアの場合、以前は上からボリュームを作るスタイルがメインでしたが、ここ最近は下からカットしてボリュームを重ねる、丸みのある髪型が人気です。襟足をすっきり短くカットすると、自然と後頭部がボリュームアップして見えます」と向井さん。

その言葉通り、襟足から上へ上へと、髪の重さを積み上げるようにカットしていきます。

「塩田さんは輪郭が逆三角形寄りなので、サイドは残したまま、トップと後頭部にボリュームを出して自然につなげると、バランスが取れたショートボブになりますよ」

イメチェンのポイント2:分け目を変える&前髪を作る

これまでのイメチェンビフォーアフターでも、何度か指摘があった通り、分け目がある髪型は老け見えの原因になります。

「分け目がぱっくりと分かれて地肌が見えていると、髪が薄い印象を与えてしまいます。そんな場合は、分け目を違う場所に変えるのがおすすめです」

また、前髪を作ることでも、若々しさをプラスできるそう。

「年を重ねると、額の横にスペースが出てきてしまいがちです。前髪で額を隠してあげるだけで、視覚効果でグッと若く見えます」

実際に塩田さんの髪を少し移動してみると……

サイドに髪があるだけで、印象がガラッと変わるのがわかりますね!

「塩田さんの場合、生えグセがあるので、やや高めの位置から前髪を重めに作っていきます。最後に、前髪から自然につながるように、サイドの毛流れを調整します。ショートの場合、耳の横に角が残りやすいので、丸みが出るように注意します」

これでヘアカットは完了です。

イメチェンのポイント3:ヘアオイルで髪にツヤをプラス

最後に、ドライヤーで髪を乾かして、スタイリングしていきます。

「グレイヘアの人は髪が乾燥しやすいので、ドライヤーをかける前に、ヘアオイルで保湿するのがおすすめです。ご自宅では、シャンプーした後にタオルドライしてからオイルを付けましょう」

ドライヤーをかけるときも、髪をボリュームアップする工夫があるそう。

「ドライヤーは前髪→後ろ→襟足の順にかけていきます。前髪は左右に大きく動かしてブローすると分け目ができません。全体に前へ下ろすように意識すると頭頂部をボリュームアップできます。後頭部は自然と下に下りるのでそのまま下ろせば大丈夫」

最後にカーラーでボリュームをプラスしたら、髪型は完成です!

カーラーでボリュームをプラス

イメチェンのポイント4:ラメ&グラデーションネイル

そして、ヘアカットと同時並行で進んでいたのが、ハンドケア&ネイル。ネイリスト・橋本まりえさんが、爪の形を整えて甘皮のケアをしてから、マニキュアを塗っていきます。

「今回は華やかがテーマなので、爪の形も四角いスクエアオフカットにして存在感をアップ。ラメネイルでゴージャス感を出してみました」と橋本さん。

とはいえ、全面ラメにすると、大人女性には少し派手すぎてしまうそう。

「ラメは半分にして、グラデーションネイルにするのがおすすめです。さらにアクセントに1本、肌なじみがいい色を単色でプラスすると、普段使いできる落ち着いたネイルになります。今回は寒色系のグレージュをプラスしました」

ネイルが乾いたら、仕上げに美白タイプのハンドプロテクターを塗って、肌の透明感をアップしていきます。

「爪が薄くて乾燥しやすいので、冬はハンドクリームが手放せない」という塩田さんに、「爪が生えてくるところと、爪の裏にオイルを塗ると、乾燥を防げます」と橋本さんはアドバイス。

「スクエアオフは、爪が割れづらいメリットもあります。自分でできるラメネイルがテーマなので、ぜひしっかり爪をケアして、ご自宅でも挑戦してみてくださいね!」

イメチェンのポイント5:下地で肌の乾燥・くすみをカバー 

イメチェンのポイント5:下地で肌の乾燥・くすみをカバー 

最後はメイク。「自分でもできるメイク方法」という塩田さんのオーダーに沿って、メイク・鈴木さんには通販サイトで買える市販のメイク道具を使ってもらいました。

「いつもは化粧水と乳液くらいで、ほとんどスキンケアはしない」という塩田さんに、メイク・鈴木さんは「少し肌が乾燥しているので、オイルを足すのがおすすめ」とアドバイス。

さらに、美容液成分を含んだジェルミルクで保湿してから、肌色乳液(セリジエ 薬用美肌ヴェール)を顔全体に塗って、肌のくすみをカバーしていきます。

「血色アップには、ピンクが入っている下地がおすすめ。下地でしっかりトーンを整える分、ファンデーションは薄めに付けるだけでOKです」

イメチェンのポイント6:血色アップメイクでクマを隠す 

顔全体に下地を塗ったら、いよいよ塩田さんのお悩み・目の下のクマを解決していきます。

「目の下のクマが気になるからと、そこだけ明る過ぎる色を塗ると、逆に目立ってしまう原因になります。肌なじみのいいオレンジ系のコンシーラーやコーラルピンク系のチークで色をプラスすると、クマや目元のくすみを自然にカバーできますよ」

さらに、笑顔のときに盛り上がる部分にオレンジのパウダーチークを塗る“にっこりチーク”で、血色アップ!

「筆に残ったチークを他の場所にもなじませると、肌のトーンの差がなくなって、目元が目立ちづらくなります」と鈴木さん。

鏡を見た塩田さんは「本当ですね! 目の下が全然気にならない、すごい」と驚きの表情を浮かべます。

イメチェンのポイント7:元気に見せるアイメイク&リップ

続いては、アイメイク。「眉がうまく描けない」という塩田さんですが、「グレイヘアの人は眉毛をしっかり描くことが大切」と鈴木さん。

「目元がハッキリして見えると、元気な印象に見えます。眉は、パウダーだけだとぼんやりした印象になってしまうので、パウダーで下書きしてからペンシルで描いていくのがおすすめです」

目頭の延長線を目安に眉頭を描いたら、黒目の上まで描き、眉尻が下がらないように横にスライドしながらスッと力を抜くように描く、という3ステップが失敗しないポイントです。

「アイラインも、目元を元気に見せるコツ。アイラインは一気に線を引こうと思うと難しいので、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにして、少しずつ引きます。目尻を少し上げて描くと、さらに元気な印象に仕上がります」

最後に、落ちにくく保湿力もあるマットリップで華やかさをプラスしたら、イメチェン完了です! 

明るく華やかに!イメチェンビフォーアフター写真を比較

ぺたんこ髪と目の下のクマのせいで暗く見えるのが悩みだった、塩田さん。果たして希望通り「華やかにイメチェン」できたのでしょうか?

さっそく、写真でビフォーアフターを比較していきましょう!

フロント(正面から)

#キャプ
【フロント】Before:ぺたんこ髪とクマで暗い印象→After:髪型&メイクで若々しく

イメチェン前はパックリと2つに髪が分かれ、目の下のクマが目立っていましたが、イメチェン後は分け目をなくして前髪を作ったことで、グンと若々しい印象に! 髪の毛&肌のツヤもアップしました。

サイド(横から)

#キャプ
【サイド】Before:額の肌色が目立つ→After:前髪からサイドの毛流れでカバー

サイドもイメチェン前は額の肌色が目立ち、後頭部がぺたんこでしたが、イメチェン後はきれいな丸みのあるショートボブに。前髪から自然な毛流れで後頭部までつながった髪型で、全身のバランスもアップしました。

バック(後ろから)

#キャプ
【バック】Before:全体に重たい印象→After:襟足スッキリ短めショートボブでボリュームアップ

バックから見たときも、襟足がスッキリ短くなった分、視覚効果で後頭部のボリュームがアップして見えるようになりました。

「すべてが新しい発見でした!早く家族に見せたいです」

最後はお待ちかねの撮影タイムです。プロのカメラマンを前に、笑顔でポーズを決める塩田さんに、イメチェンの感想を聞いてみました。

「撮影前の自分はくすんでいる印象だったのですが、イメチェンで明るく華やかに変身できて本当にうれしいです。髪がぺたんこになる悩みも、分け目を変えて前髪を作るだけで印象がかなり変わって驚きでした」

「目の下のクマがずっと気になっていたのですが、今は顔全体が明るくなり、気にならなくなりました。これまで楽なメイクしかしてこなかったのですが、丁寧に下地を作れば年齢肌の悩みもしっかりカバーできるということがわかりました。課題だった眉メイクもやり方を教わったので、自分でも挑戦してみます!」

「いつもは塗らないラメネイルや、初めて挑戦したグリーンのセーターなど、すべてが新しい発見でした。偶然にも今日は娘の誕生日なので、華やかにイメチェンした姿でお祝いできてうれしいです。早く家族に見せたいです」

そう言う塩田さんは、全身にポジティブなオーラが満ちて、まさに「華がある人」そのものでした。少し前まで「暗く見える」と悩んでいたのが嘘みたいです。

髪型やメイクの悩みを解決するきっかけとして、これからを前向きに生きるために、ぜひ皆さんもイメチェンに挑戦してみてくださいね!

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美容師:向井みえさん
施術前のコンタクトを大切に、女性ならではの視点で髪のお悩みにアプローチするスタイリスト。髪質や骨格に合わせたスタイルを提案するのはもちろん、自宅でのヘアケア・メイクのアドバイスも。

メイク:鈴木みほさん
40代以上の女性を愛らしく輝かせるメイクを得意とするメイクアップアーティスト。広告をはじめ舞台、 CM、PV、コスメブランドなどでアーティストやモデルのヘアメイクを手掛け、活躍中。
 
取材・文=竹下沙弥香(ハルメクWEB) ヘアカット=向井みえ(えがお美容室) メイク=鈴木みほ(えがお美容室) ネイル=橋本まりえ(えがお爪工房) 衣装スタイリング=久瀧ゆき(えがお洋品店) 撮影=土谷陽介、吉原潤一(えがお写真館)


Youtube動画でもイメチェンの様子を紹介!

ハルメク公式Youtubeチャンネルでは、今回のビフォーアフターの様子を、動画でも紹介中! 記事とあわせて、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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ハルメク365編集部

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