
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
公開日:2025年04月30日
初夏に向けて紫外線がどんどん強くなってくる今。シミやシワ、たるみなどの肌老化の約8割が、この紫外線による光老化。そして今の季節は、光老化の影響を受けやすいシーズンでもあります。早めの光老化対策で、若々しい肌をキープしていきましょう。
春頃から急激に強くなっていく紫外線。肌の老化を防ぐためには、早めの紫外線対策が肝心です。
女性医療を専門とする関口由紀さんは、「肌の老化は大きく分けて、光老化と加齢による老化の2つがあり、肌状態は光老化の影響が約8割を占めると言われます」と話します。
光老化とは、繰り返し浴びる紫外線によって起こる老化現象のこと。肌表面のシミ・そばかすだけでなく、深いシワやたるみなども引き起こします。
紫外線は一年中降り注いでいるので、光老化対策は季節を問わず意識したいもの。特に春から夏は、紫外線量が多く、光老化のリスクも高い季節なので注意が必要です。
「春の肌は、急な寒暖差や花粉、黄砂などの刺激物によって揺らぎやすくなっており、バリア機能が低下しています。弱った肌に紫外線を浴びると光老化が加速。将来のシミやたるみを増やす原因になります」(関口さん)
この時期の光老化対策では、日焼け止めなどで紫外線をブロックすると同時に、弱った肌を整えるケアも大切。デリケートな肌に合った日焼け対策とセルフケアで、光老化を防いでいきましょう。
紫外線をブロックするケアの主役は日焼け止めです。正しい選び方を知って、効果的にUV対策をしていきましょう。
「日焼け止めを選ぶときに覚えておきたいのが、紫外線の種類です。光老化につながる紫外線には、「紫外線A波(UVA)」と「紫外線B波(UVB)」の2種類があります」(関口さん)
紫外線A波は、肌の奥まで到達して、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊します。その結果、肌のハリや弾力が低下し、シワやたるみが起こります。
一方の紫外線B波は、肌の表面の炎症(日焼け)を引き起こします。肌表面で炎症が起こると、紫外線から身を守るためにメラニンがたくさん分泌されてしまい、シミやそばかすの原因になります。
光老化対策では、この2つの紫外線をブロックする日焼け止めを選ぶことが大切。そこでチェックしたいのが、日焼け止めに表記されている「PA」と「SPF」です。
「PA」は、紫外線A波が肌に侵入するのをどれだけ防げるかを示します。「+」は4段階で設定されていて、「+」の数が多いほど、紫外線A波が肌に侵入するのを防ぐ効果が高くなります。
そして「SPF」は、紫外線B波による肌のダメージを防止できる時間を示します。1~50+までの数値が設定されており、数値が高いほど紫外線B波による肌のダメージを長く防げます。
「ただし、『PA』も『SPF』も、数値が高いほど肌への刺激も強くなります。散歩、買い物といった日常生活では『SPF30』『PA+++』程度の日焼け止めを、紫外線が強い場所で長時間過ごすときは『SPF50』『PA++++』の日焼け止めを選ぶなど、シーンに合わせて上手に使い分けていきましょう」(関口さん)
なお、紫外線は目からも入ってくるため、帽子やサングラスなども使うと安心。つばの長い帽子や、UVカット率99%以上のサングラスなら、紫外線をブロックする効果が高くなります。日常生活では肌に負担の少ない日焼け止めを使い、同時に帽子やサングラスも着用すれば、肌が弱い人もきちんと紫外線対策ができますね。
光老化対策のもう一つの要、弱った肌を整えるケアのポイントは、十分な保湿です。
保湿ケアの基本は、化粧水で肌にしっかり水分を与えてから、乳液・クリームなどの油分で蓋をすること。化粧水は手のひらでやさしくハンドプレスしながら浸透させていきましょう。
関口さんによると、化粧水が肌に浸透するまでの時間は、肌質やその日のコンディションによって変わるのだとか。「手の甲を肌に当てて、少しひんやりしていたら化粧水が浸透したサイン。そこから、乳液やクリームを塗ると潤いを閉じ込められます」(関口さん)
空気が乾燥している春の保湿では、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入ったスキンケアを選ぶのもおすすめ。肌が弱い人は低刺激処方のスキンケアを選びましょう。
なお、肌の保湿成分ではローヤルゼリーも注目が高まっています。
ローヤルゼリーエキスは、塗ることで肌の角質水分量を高める作用が報告されている他、ローヤルゼリーを飲用することで、目じりのシワの深さが改善したり、色素沈着が抑えられたというデータもあります。また、最新の研究では、老化した細胞が周辺の細胞を老化させていく作用をローヤルゼリーが抑える(セノモルフィック効果)という新しいメカニズムも明らかになっています。体の内側からも外側からも美肌にアプローチできる可能性があるとして、美容分野でもローヤルゼリーへの期待が高まっています。
5年後、10年後の肌年齢に影響する光老化。シーンに応じた日焼け止めで紫外線をブロックし、保湿アイテムで肌の状態を底上げして、春からの光老化を防いでいきましょう。
取材協力:山田養蜂場 健康科学研究所
山形大学医学部卒業、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学終了。医学博士。横浜市立大学医学部泌尿器病態学講座客員教授。株式会社フェムゾーンラボ代表。女性医療クリニックLUNAグループ理事長。2019年より横浜の元町中華街駅前で生殖年齢向けの女性医療クリニックLUNA横浜元町と更年期以降向けの女性医療クリニックLUNAネクストステージを主宰。
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