太りにくい体になる歩き方#1
ただの散歩じゃ痩せません!痩せ体質を作る・筋トレウォーキング
ただの散歩じゃ痩せません!痩せ体質を作る・筋トレウォーキング
公開日:2026年02月08日
教えてくれた人:能勢博(のせ・ひろし)さん
信州大学医学部特任教授。信州大学と長野県松本市などが参画するNPO法人熟年体育大学リサーチセンターで1万人を超えるシニア世代に運動指導を行ってきた。
痩せるカギは「3分間の速歩き」
「普通に歩くだけだと、1日1万歩でも筋肉はほとんどつかず、基礎代謝も上がりません。“ちょっときつい”と感じる運動でないと効果がないのです」と語るのは、運動生理学が専門の能勢博さん。
「でも、きつい運動はなかなか続きません。そこでおすすめが、速歩きと並歩きを交互にくり返す『筋トレウォーキング』です」
歩幅を広げ“ちょっときつい”と感じる速度で速歩きして、疲れたらいつものペースでリラックス。これをくり返すことで無理なく筋肉がつき、脂肪を燃焼しやすくなります。
【目安】は、(速歩き3分+並歩き3分)×5回を週4回。3分間速歩きをするのがつらければ1~2分に短縮してもOK。体力がついたら速歩きを延長しましょう。「買い物やお出掛けのときも、どうせ歩くなら筋トレウォーキングに。【目標】を1週間で速歩きの合計60分に、続けてみてください」
「並歩き」と「速歩き」の歩き方
【3分 並歩き】リラックスしても猫背にならないよう注意!

【3分 速歩き】胸を張っても反り腰にならないで!

出発しそうなバスに向かって急いで歩くイメージで早歩きしてみましょう。
速歩きの3つのポイントは?
1.背すじを伸ばし胸を張る
上半身の体重が骨盤に垂直にかかることで体幹が安定し、腰に負担をかけずに歩ける。前方25m先を見るようにすると、背すじが伸びやすい。
2.腕をしっかり振る
ひじを直角に曲げ、前後にしっかりと振る。これで歩幅を広げやすくなるだけでなく、上体が安定し腰を痛めにくくなる。
3.歩幅を広く
全身の筋肉の60%は下半身にある。そのため、大股で歩くことにより多くの筋肉を使うことになり、結果として基礎代謝アップ効果が期待できる。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
次回は、筋トレウォーキングの効果を上げる、歩く前のストレッチを紹介します。
取材・文=松尾肇子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘア&メイク=榊美奈子、モデル=明石千種
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年6月号を再編集しています。




