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50代からのスキンケア7つの常識!ウソ?ホント?
50代からのスキンケア7つの常識!ウソ?ホント?
公開日:2023年01月21日
教えてくれた2人の専門家
慶田朋子(けいだ・ともこ)さん
銀座ケイスキンクリニック院長。豊富な知識とわかりやすい説明で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館刊)他。
菅沼 薫(すがぬま・かおる)さん
ビューティ&ライフ サイエンティスト、武庫川女子大学客員教授。日本顔学会会長をはじめ、化粧品成分検定協会理事、日本香粧品学会学術委員などを務める。
正しいスキンケア方法にアップデート!

「効果がないばかりか、逆に肌に悪い“危険な美容法”を続けている人が少なくありません」と言うのは、皮膚科医の慶田朋子さん。
「肌の潤いを保つのは、誰もが持っている自前の保湿成分で、化粧品はあくまでサポート。マッサージと称して強くこすったり、洗い過ぎたりすると、この保湿成分が失われ、何を塗っても乾燥するばかりか、肌がゴワつく原因にもなるんです」と慶田さんは言います。
また、化粧品と肌の関係に詳しいビューティ&ライフ サイエンティストの菅沼 薫さんによると、大人世代こそ間違った美容法に要注意だそう。
「皮脂量が減ってきたのに若い頃と同じ強いクレンジング剤を使い続けたり、昔いわれた“化粧水はたっぷりが正解”を信じていたり。そんな思い込みを早く改めることが大切です」と菅沼さん。
ここからは、よくいわれる美容の常識が正しいかどうか、クイズ形式でご紹介します。まずはスキンケア編から。次回の生活習慣編も確認して、正しいケアと習慣で、若々しく元気な肌を取り戻しましょう。
スキンケア編1:クレンジングはマッサージしながらが正解?

ウソ!
肌は刺激を与えるほど、防御反応で角質を厚くし、ゴワついてしまいます。また、クレンジング剤に含まれる界面活性剤は、長時間すり込むと肌の汚れだけでなく、潤い成分まで溶かしてしまう可能性があります。顔にのせ、メイクとなじませて1分以内に洗い流して。(慶田さん)
スキンケア編2:化粧水はたっぷりつけるほどよい?

ウソ!
化粧水に含まれる保湿成分はごくわずか。主に肌の角層を保水し、柔らかくすることで、後につけるクリームや美容液などのなじみをよくするもので、たっぷりつけたからといって、保湿効果が得られるわけではありません。適量をつけた上で、クリーム、美容液といった次のケアを行いましょう。(慶田さん・菅沼さん)
スキンケア編3:化粧水はコットンでしっかりたたき込む?

ウソ!
コットンでパッティングすることで毛穴が引き締まるといわれていた時期もありますが、実は間違いです。どんなに高級なコットンでも繊維が肌をこすることになるので、肌には負担に。化粧水は手のひらで人肌に温めて、そっと押し込むように肌になじませましょう。(慶田さん・菅沼さん)
スキンケア編4:かさつきやヒリヒリが気になったら皮膚科に相談する?

ホント!
肌が少しかさついている、ちょっとヒリヒリすると感じたら、それは炎症が起きているサインです。放置すると、老化を進行させてしまうので、とにかく保湿を心掛けましょう。それでも収まらない場合は早めに皮膚科に相談に行きましょう。(慶田さん)
スキンケア編5:顔はキュキュッとするまでしっかり洗う?

ウソ!
キュキュッと感じるのは潤い成分まで取られている証拠です。洗い過ぎの可能性も。よい洗顔料の見分け方は“洗った後つっぱらない”かどうか。常に肌に潤いをキープすることを心掛けましょう。(慶田さん)
スキンケア編6:ローションパックは長めにおくほど肌が潤う?

ウソ!
ローションパックをすると保湿成分の浸透がよくなり、一時的に肌が潤ったように感じられますが、保湿対策にはクリームを塗ることが必須です。肌は過剰に湿らせると潤い成分が漏出する性質があるので、使うなら表示の時間内に。(慶田さん)
スキンケア編7:化粧水やクリームは首も付けるべき?

ホント!
首は顔同様に皮膚が薄く、乾燥しやすい部位。服でカバーされず紫外線の影響も大きいので、顔と同じようにケアが必要です。化粧水やクリームを顔につける際は、首までつけるようにしましょう。(慶田さん)
シミに注意!老人性イボの可能性も

最初はシミだと思ってそのまま放置していたら、だんだんと隆起して、イボになったということはありませんか。
それが“老人性イボ”と呼ばれるものです。中には悪性の皮膚がんのケースもあるので、気になるシミは早めに皮膚科に相談を。美容医療の場合、レーザーを用いれば、短時間で簡単に傷跡も目立たせずに除去することも可能です。
スキンケアにおける7つの基本美容法は正しくケアできていましたか?無意識のうちに行っている間違った習慣を脱して、美しい肌を手に入れましょう。
次回は、生活習慣編を同じくクイズ形式で紹介します。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=三橋桃子、松尾肇子(ともにハルメク編集部) イラストレーション=ネコポンギポンギ
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集し、掲載しています。
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