顔たるみ・老け手・首のシワをまとめて解消!

皮膚科医が教える首のポツポツ&ザラつきの簡単ケア7

公開日:2023.01.13

柴 亜伊子(しば・あいこ)さんプロフィール

皮膚科医、あいこ皮フ科クリニック院長。「日本の女性を美しく、元気にすること」をモットーに体の内側から健康を取り戻す栄養療法を皮膚科・美容皮膚科の治療に取り入れている。著書に『きれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい』(青春出版社刊)がある。

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!
写真提供=あいこ皮フ科クリニック

ふと首を触ったとき、鏡で見たとき、気になる首のザラつきや小さなポツポツ……。それは、紫外線やバランスを欠いた食生活によって引き起こされる「イボの予備軍」です。

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!
写真提供=あいこ皮フ科クリニック

写真は首のザラついた部分を写したもの。肉眼ではわかりにくいのですが、直径1mm未満のイボの予備軍で、このままケアをせず放置するとどんどん大きくなります。

首のポツポツ、ザラつきの2大原因

首のポツポツ、ザラつきの2大原因とは?

首のザラつきやポツポツは「肌の老化が進んでいる証拠」と皮膚科医の柴 亜伊子さん。こうした老化の原因は加齢だけではなく「紫外線」と「食生活」が大きく関わっていると言います。

【原因1】紫外線による肌ダメージ

【原因1】紫外線による肌ダメージ

「肌にとって紫外線は大敵。というのも本来、肌は皮膚の細胞が一定の周期で生まれ変わっています。ですが紫外線を浴びると皮膚の細胞はダメージを受け、肌が生まれ変わる周期が乱れます。傷の修復がされないまま細胞が育った結果がザラつきで、それが大きくなるとポツポツ(イボ)になります」と柴さん。

【原因2】たんぱく質が十分ではない食生活

【原因2】たんぱく質が十分ではない食生活

もう一つの原因は食事、と柴さん。「私たちの体は毎日口にする食べ物でできています。もし体の内部に栄養が行き届いていれば紫外線を浴びて多少のダメージを受けても処理されます。

ですが慢性的に栄養不足の状態だと、肌を修復・再生するための材料がどこからも供給されないので老化は進みやすくなります」と注意を促します。

無意識にやっている首の老化を早める習慣

  • 日焼け止めは顔だけに塗っている
  • 保湿などのスキンケアは顔だけにしている
  • 普段の食事は野菜がメインで肉や油はあまりとらない

「6週間周期」で肌は生まれ変わる!...

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