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更新日:2024年11月10日 公開日:2023年01月21日
顔たるみ・老け手・首のシワをまとめて解消!#1
目元のたるみやほうれい線、首や手のシワ……。肌の老化だからと諦めていませんか? 実は骨密度の低下と筋肉の凝りもシミやたるみの原因になると、整形外科医の中村光伸さんは言います。簡単に全身の骨を強くする「骨たたき」を教えていただきます。
顔、手、首に現れるたるみやシワ。その原因には、肌の乾燥や紫外線などがありますが、実はそれだけではありません。
「加齢による骨密度の低下と、気付かぬうちにため込んできた筋肉の凝りによって、顔、手、首にもたらすゆがみが根本的な原因。いくつになっても若々しさを保つには、骨や筋肉を整えるケアを取り入れることが大切です」と、整形外科医の中村光伸さんは指摘します。
骨密度は閉経後、女性ホルモンの減少により急速に低下し、全身の骨は委縮します。
「顔の骨も例外ではなく、眼窩部(がんかぶ)や鼻部の穴は広がり、下あごの骨が縮むため輪郭は四角く変化していきます。行き場を失くした筋肉や皮膚が垂れさがっていくことでたるみやシワとなります。
さらに筋肉の使わない部位と使い過ぎる部位の不均衡が生じることで筋肉の凝りを引き起こし、たるみとシワを一層深くしていくのです」と中村さん。
改善するには、骨密度の低下を食い止め、筋肉のコリをほぐすことが重要です。まず「ひざコツコツ骨たたき」で骨密度を高めましょう。
骨は適度な刺激を与えると、骨や筋肉、肌の新陳代謝を促す若返りホルモン“オステオカルシン”の分泌が促進。体の中でも比較的大きい下肢骨をたたくことで全身に効率よく作用します。
いすに座り、右のこぶしで右ひざ、左のこぶしで左ひざの上を交互に軽くたたきます。1日100回を目安に行いましょう。こぶしは胸の高さから、ひざのお皿の少し上に向かって、垂直に落とすようにすると骨への刺激が大きくなります。背筋は自然に伸ばして行いましょう。
太ももの上をたたいても、骨が分厚い筋肉に覆われているため効果は薄め。猫背ではこぶしが胸まで上がらず、骨への刺激が弱くなってしまいます。
次回以降は、筋肉の凝りを効率よくほぐす方法について、エイジングデザイナーの木村宏衣(きむら・ひろい)さんに教えてもらいます。
さらに、本当に正しい美容方法や、手のシワやシミの対策方法、首をすっきりさせるためのメソッドや首のポツポツ&ざらざらのケア方法などについても、各専門家が詳しく解説。読者の体験談も紹介します。
光伸メディカルクリニック院長。整形外科の知見から骨トレーニングを提唱。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム刊)。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部) イラストレーション=堀川 波
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集し、掲載しています。
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