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- 池田明子さんが教える!つや肌ハンドケアのポイント
実は、顔よりも見た目に年齢が現れやすいといわれる“手”。できれば若々しくありたいですよね。潤い肌ケア特集第7回は、60歳を過ぎた今もしっとり&つやつやの手を保つ植物療法士・池田明子さんに、ハンドケアのポイントを教えてもらいます。
池田明子(いけだ・あきこ)さんのプロフィール
ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事。一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事。臨床検査技師として病院勤務の経験からフィトセラピーを学び、2006年東京・自由が丘に「ソフィアフィトセラピーカレッジ」を設立。日常生活から医療、介護分野までフィトセラピーとハンドケアの活用を普及している。夫は俳優の梅沢富美男さん。2女の母。
ハンドケアはこまめな保湿だけでは足りない
年齢を重ねた手肌は弾力がなくなり、シミやシワが増え、実年齢より老けて見えます。最近はこまめにアルコール消毒をするので、よりいっそう手荒れに悩む方は多いでしょう。
手のケアの基本はこまめな保湿ですが、池田さんはそれだけでは足りないと指摘します。
「手が老化する根本原因は血行不良。手浴やマッサージで血流をよくすることが重要です。また、日焼けしやすい手の甲は、紫外線対策も必須。いつもの保湿にこれらを加えれば、手は必ず若返ります」とのこと。
また、「私の母は、ばね指の症状があり、手術をしないと治らないといわれていましたが、毎日ハンドマッサージと『ハルメク』でも紹介されているきくち体操を続けたことで、手術しなくてもよくなったんですよ」と池田さんは言います。
そんな池田さんが実践しているハンドケアとは?
ハンドケアのポイント1:オイルをしっかり塗る
オイルは肌への浸透力が高いのでベタつかず、少量で肌がしっとり柔らかくなります。
塗るのは甲のみ。アロマトリートメントオイルを手の甲に1~2滴垂らし、左右の甲を重ねて全体になじませます。指の間もしっかり、1日に何度も塗ります。オイルは手の大きさや乾燥により量を変えます。
ハンドケアのポイント2:ファンデ&手袋でシミ予防
手の甲にシミができないよう、外出時はUVファンデーションを塗り、指なし手袋をするのが日課。うっかり日焼けを防ぎます。
ファンデーションは、コンビニなどで売っている顔用の物を愛用。指なし手袋は年中使うので、たくさん持っています。
ハンドケアのポイント3:ハーブ手浴で温める
手が冷たいときは、ローズ、マロウブルー、ラベンダーを入れたお湯で手浴を。血行がよくなり、くすみが取れて透明感がアップ。保湿効果もあります。
具体的には、ハーブを大さじ1杯ずつ洗面器に入れ、熱湯を注ぎ、3〜5分したら差し水をし、手を約10分つけます。ハーブで手の甲を優しくこすり、角質ケアも行います。ハーブ手浴の後は、オイルで保湿します。
これらの他、ハンドマッサージで手のこわばりをほぐすという池田さん。潤い肌ケア特集最終回となる次回は、池田明子さんのハンドマッサージの方法を詳しくお伝えします。
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部) 撮影=中村彰男
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年1月号を再編集、掲載しています。年齢は取材当時のもの。
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