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更新日:2025年03月12日 公開日:2021年11月26日
リンパを流してたるみケア!潤う肌でもっと素敵に#8
冬になると特に気になる、手のかさかさ。「いつも手に意識を向けることが大切」と、つやつやの手を保つ植物療法士・池田明子さんは言います。アロマトリートメントオイルを使ったハンドマッサージで、手のシワやくすみ、こわばりを解消し、潤う手に!
ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事。一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事。臨床検査技師として病院勤務の経験からフィトセラピーを学び、2006年東京・自由が丘に「ソフィアフィトセラピーカレッジ」を設立。日常生活から医療、介護分野までフィトセラピーとハンドケアの活用を普及している。夫は俳優の梅沢富美男さん。2女の母。
50代・60代女性におすすめのハンドケア。特に、ハンドマッサージには、血行促進に加え、皮膚の新陳代謝を助ける効果があるという植物療法士の池田さん。
ハンドマッサージで血流がよくなると、血液を通して体の隅々まで必要な酸素や栄養が行き届き、老廃物の排出もスムーズに。冷えやむくみが取れて新陳代謝が活性化するため、新しい健康な肌細胞が生成され、手肌のバリア機能が高まり、トラブルが起こりにくい手になります。
また、体が温まると筋肉の緊張が緩むため関節の動きがよくなり、こわばりや痛みも緩和します。
「使うのはアロマトリートメントオイル。ハンドクリームより肌への浸透力が高く、1回3~5滴と少量で済むのでとても経済的です。さらに、鎮静、消炎などの植物にある有効成分がマッサージ効果をより高めてくれます」。
ただし、植物の力はあくまで脇役であり、主役は「自分の自然治癒力」と話す池田さん。
「人の自然治癒力は、心地よさを感じることで活性化します。私が長年ボランティアで通っている介護施設で、手に拘縮(こうしゅく)がある女性に無心でハンドマッサージをしたら、こわばっていた手が自然と開いたのです。植物の香りと、ハンドマッサージの優しい刺激による心地よさが自然治癒力を高め、自身の力で手を開くことができたのだと思います」。
手は、体の中で最も心地よさを感じられるパーツです。「心地よさが心身に与える力を信じ、いつも手に意識を向けることが大切。ハンドケアはそこから始まります」。
ハンドマッサージは、朝と夜の一日2回、夜は入浴後に行うとより効果的です。つや肌ハンドケアのポイントは、手の力を抜いて、手のひら全体を密着させること。また、ゆっくりとした一定のリズムで行うことです。
オイル3〜5滴を目安に取り、手のひらでなじませながら温めましょう。手の大きさや乾燥により量は変えます。
右手の手のひらを左手の甲に密着させ、円を描きながら優しくさすります。
朝のケアでは、ここで両手を組む動きをプラス。左右の指を交互に絡ませて、指の間をやや強く押します。両手をギュッと握り、深くひと呼吸したら手を放し、3へ進みます。
親指と人さし指の骨が合わさる部分を、心地よい強さで5秒ほど押します。
手の甲にある5本の骨(中手骨)の間を、それぞれ3往復、親指の腹でさすります。
左手の親指を右手で握り、右手を回しながら付け根から指先までマッサージをします。
指先を押す動作も行いましょう。左手の親指の先を横からはさんで押し、続けて指先を上下にはさんで押します。他の指も同様に行ってください。
右手でげんこつを作り、左の手のひらをグリグリと回しながら押し、手のひら全体を刺激します。
仕上げに、手の甲から指先まで心地よい回数をさすります。終わったら、右手にも2~7を同様に行いましょう。
夜のケアでは、前腕部全体をさすって締めくくります。甲から肘まで優しくさすり、肘を手のひらで包み込み、再びさすりながら甲まで戻ります。
潤い肌ケア特集いかがでしたか?今回紹介したケアは、気軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひチャレンジして潤いある肌を目指しましょう。
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部) 撮影=中村彰男
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年1月号を再編集、掲載しています。
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