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2020年01月08日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近なんだか目が充血していたので眼科に行ったところ、結膜炎と診断されてしまいました。目薬を処方されたので朝と晩に差していたのですが、ワタシはこのひんやり感と、目元に容器の先端が近づいてくる感覚がちょっと苦手……。目薬をうまく差せる方法ってないものかしら? 早速調べてみました。
目薬を正しく差すにはいくつか気を付ける点があることがわかりました。大切なのは、目薬を衛生的に保つこと。目薬を差すときには、まず手をきれいに洗うことが大切です。汚れた手で目薬を差そうとして目薬が出る尖端部分に触れてしまうと、目薬が汚染されてしまいます。
また、うまく差せないからといって、容器の先を目尻に付けてはいけません。目薬に雑菌が入って、薬全体が汚染されてしまいます。必ず眼球から数センチ離して、粘膜に触れないように差してください。ワタシのように目薬が苦手な人は、下まぶたを軽く引っ張ってポケットのようになった部分に差すと失敗しにくくなります。
そして、差した目薬をきちんと浸透させるのにもいくつかコツがあります。差した直後はついパチパチとまばたきしたくなってしまうけれど、せっかく差した目薬がこぼれてしまいます。まばたきは少し我慢して静かに目を閉じ、目頭を押さえましょう。目から鼻、喉へとつながる管を一時的にふさぐことで、結膜嚢(けつまくのう)と呼ばれる袋に点眼液がたまって次第に浸透していきます。すると、眼球全体に目薬が行き渡り、薬の効果を最大限発揮できるようになるのです。
もう一つ気を付ける点は、目薬は規定の量と回数を守ることです。多い分には問題ないように思えますが、必要以上に使っても効果は変わりません。そればかりか、量を多めに差すことで目の周りにこぼれた点眼液が付着すると、かぶれの原因になることがあります。目の周りに付いた目薬はティッシュなどで拭き取りましょう。
目薬は保存の方法も大切です。まずは雑菌が繁殖しないように、目薬の説明書を読んで保存方法を確認しましょう。直射日光に当てないほうがいいもの、冷蔵庫で保存したほうがいいものなど、目薬によって保存方法が違います。また、目薬は自分専用にしたほうがいいそうですよ。よく家族で1つの目薬を共有しますが、止めたほうがいいのですね。
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参照:参天製薬株式会社
イラスト:飛田冬子
人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」