手軽にできる家事のコツ!

洗濯物の臭いをシャットアウト!早く乾かす時短技も

公開日:2021.09.09

更新日:2023.10.23

秋冬は洗濯物を外に干してもなかなか乾かず、部屋干しにする人も多いのでは? 部屋干しは、乾きが悪いばかりか、イヤ~な臭いがすることもありますよね。臭いを抑える洗い方・干し方のコツをご紹介。また、洗濯物を早く乾かす裏ワザも知っておくと便利です!

洗濯物のイヤ~な臭い!洗い方と干し方で抑えるコツ

洗濯物のイヤ~な臭いを抑えるコツ

洗濯物の臭いは、雑菌によるもので、皮脂や汚れ、汗などが落ちていなかったり、水分を含んだまま洗濯物を放置してしまったりことが原因です。そこで、臭いを抑える洗い方と干し方に注目です。ちょっとした工夫で誰でもできるので、ぜひ試してみてください。

洗い方/重曹を使う

汚れ落としや料理にも使える万能な重曹を使って洗うのがポイント! まず、約40℃のお湯を洗濯槽に入れ、水10Lに対して大さじ1杯ほどの重曹を入れるだけ。その後は、通常通り洗剤を入れてスイッチオンしましょう。重曹は、消臭効果はもちろん、汚れを除去しやすくなるメリットもあります。

洗い方/酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤を使って洗うのも臭いを抑え、除菌効果が期待できます。重曹を使って洗う場合の手順と同様に、40℃くらいのお湯を洗濯槽に入れ、水1Lに対して約5gの酸素系漂白剤を溶かし入れます。その後洗濯物を投入して30分ほどつけ置きし、あとは洗剤を入れて洗濯機を回せばOKです。

注意点は、漂白剤を使用する前に、タオルなどを使って漂白剤をこすって、色落ちがないかを確認しておくこと。数分置いたタオルをすすいだときに色が落ちてしまった場合は、漂白剤の使用は控えましょう。また、水洗いができない毛や絹素材、ボタンやファスナーなどの金属が付いた洋服も避けてください。

洗い方/柔軟剤を使う

より手軽に臭いを抑える方法が、柔軟剤を使う洗い方。柔軟剤には、臭いを抑える抗菌作用や消臭効果がある他、速乾性も期待できます。また、香りによって嫌な臭いをマスキングしてくれるタイプもあります。ただし、効果的に柔軟剤を使うためには、適量を使用するのがポイントです。

干し方/風の通りをよくする

湿気によって雑菌の増殖が発生するため、脱水後は入れっぱなしにせず、すぐに干すことが大切です。干すときは、太めのハンガー使うなど、洗濯物の表面が空気に触れるように工夫しましょう。雨天時などは、湿気を飛ばして乾くまでの時間を短縮できる扇風機やサーキュレーターの使用がおすすめです。

洗濯槽は、風通しが悪く、雑菌が繁殖しやすい環境なのです。汚れた洋服は、通気性がよい洗濯かごなどに入れ、洗濯槽の中に入れて放置しないようにしましょう。

洗濯方法や干し方を工夫する以前に、洗濯槽を専用のクリーナーなどでこまめに掃除しておくのも大切です。

洗濯物を早く乾かす裏ワザ

洗濯物を早く乾かす裏ワザ

洗濯物を臭わないようにするには、洗濯物を早く乾かすのも大きなポイントです。そのために大事なのが以下の4つの条件です。

  1. 洗濯物の水分をできるだけ取り除く
  2. 風通しのよい環境で干す
  3. 湿度が低い場所を選ぶ
  4. 気温が高い場所を選ぶ

 

では、4つの条件をクリアするためのコツを紹介しましょう。

乾いたタオルを入れて脱水する

脱水時に乾いたタオルを入れると、濡れた洗濯物の水分を吸収して、より脱水効果を期待できます。加えて、洗濯物の量を減らしておくのもいいでしょう。ただし、乾いたタオルのほこりが洋服に付着してしまうことがあるため、一緒に入れる洋服には注意が必要です。

エアコン・扇風機・新聞紙を使う

エアコンを冷房にして、扇風機(サーキュレーターでも可)で空気を循環させるのも洗濯物を早く乾かすコツ。さらに新聞紙を洗濯物の下に敷いておくと、湿気を吸ってくれるため、より効果的です。

洗濯物を裏返して干す

厚手の洋服やジーンズなどは、ポケットや脇の下などが湿っている場合も多いため、裏返して干してあげるといいでしょう。

ちなみに洗濯時も裏返した方が表側が擦れないため、生地の痛みを和らげ、色褪せ防止にも役立ちます。

ドライヤーとゴミ袋を使う

超時短技がドライヤーとゴミ袋を使った方法。ゴミ袋の底の両端の角をはさみで三角にカットし、濡れた洗濯物を中に入れてドライヤーの送風を送るだけ! Tシャツなら約10分で乾くので、すぐに乾かしたい場合に便利。ただし、乾燥機が使えないタイプの洋服には使えません。

洗濯物を早く乾かす便利グッズ

洗濯物を早く乾かす便利グッズ

部屋干しの場合は特に、洗濯物をなるべく早く乾かすのが臭いを残さないポイント。そこで、手軽にできるアイテムを使った時短技を紹介します。

厚みのあるハンガー

洗濯物全体に風があたるように、厚めのハンガーにかけておくのがおすすめです。肩の部分に厚みがあるハンガーなら、衣類の間に空気を循環させておくことができます。

除湿器を使う

空気を循環させて湿気を除去してくれる除湿器は、時短干しにピッタリです。雨続きの時期や、洗濯物が多いときなどにも便利。

重曹や炭を使う

湿気を吸ってくれる重曹や炭を使うのもおすすめです。洗濯物の近くに置いておくだけなので、毎日でもできる手軽さがいいですよね。

ほんの少しの工夫や身の回りの道具を使えば、洗濯物の臭いをシャットアウトしてくれます。洗い直したりすることがないように、事前にできることから始めてみるといいですね!

※この記事は2021年9月の記事を再編集して掲載しています。

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