上品な奥様に憧れる私がおすすめする『押し花アート』
2023.05.192023年05月05日
「ハルメク365」オンライン講座に参加しました
はじめての押し花アート
日本を代表する押し花作家の杉野宣雄先生に教えていただけると知り、ワクワクしながらこの日を待っていました。NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」でも、先生の押し花が紹介されるそうです。
『らんまん』と『ボタニカ』
「らんまん」の主人公のモデルは、「日本植物学の父」牧野富太郎博士です。朝井まかてさんも牧野博士の小説『ボタニカ』を発表していて、私はそちらも読んでいました。物語では、大量の植物を押し花にして、部屋に保管している場面が出てきます。
牧野博士の邸宅跡、牧野記念庭園を2度も訪ねていますから、ますます興味が湧いてきました。
押し花アート製作
今回私はオンラインでの参加ですが、会場にも10名程の参加者が集まっていました。
まずは、材料の押し花を取り出します。静電気がすごくて、お花が裏返ってしまいます。この時、花の裏表を間違えないようにするのが大切だそうです。表の方が色鮮やかですので、すぐに分かります。
ピンセットでつまむと、花がちぎれてしまい慌てましたが、分解しても使えるので大丈夫とのこと。ほっとしました。
ハガキサイズの壁掛け
まずは、中心になる花を決めます。
正解はないので、自由に置いて良いそうです。
普通の作品作りは、お手本があり初心者はその通りに制作するのですが、これは全く自由といわれて、かえって戸惑います。
迷った挙句、赤い花をメインにしてみました。
次に、ラミネートフィルムに入れます。これがまた静電気との闘いですが、先生の仰る通りティッシュペーパーを添えると大丈夫でした。
会場の方はラミネーターに通し、あっと言う間に出来上がりますが、オンライン組はアイロンをかけます。タオルを当てて中温でかけますが、ラミネートできません。数回しっかり当てて、ようやく出来上がりました。
両面テープで額装し、壁に掛けて完成です。
大判ハガキの押し花アート
メインの花を決めて、これも自由に配置します。
ラミネートフィルムを挟み、アイロンを軽くかけると花の位置がずれてしまいました。何回も直して、ようやく完成。
はじめてでも美しく仕上がり、大満足でした。
最後に、乾燥シートに挟んで、自分で作る押し花の方法を教えていただきました。お庭やベランダで育てたお花を、作品にしたら最高ですね。
人生趣味三昧
私は手工芸が大好きで、これまでに手編み・木目込み人形・テディベア・和紙ちぎり絵・プリザーブドフラワー・粘土手芸・レースドール・ビーズアクセサリー・トールペイント・デコパージュ・ソープカービング等を楽しみ、今は立体刺しゅうとリボン刺しゅうに夢中です。
子どもの頃は、ピアノと声楽、そしてエレクトーンを習い、音大卒業後は音楽教室を主催し、たくさんの生徒を育てるかたわら、合唱団にも所属していました。
51歳で教室を閉じて趣味三昧、その他読書に気功に健康や栄養の勉強に落語と、退屈している暇のない人生です。
趣味がないという方、これから何かやりたいと思っていらっしゃる方、押し花アートを始めてみませんか? 美しい作品がすぐに出来上がり、楽しいですよ。
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