50代で保育士の資格取得をした理由とは
2021.03.052023年03月05日
50才からの挑戦(29)
さて、ここからはどう進もうか
みなさまご無沙汰しております。53歳で不動産屋を未経験開業、57歳で社会福祉士を目指して大学に編入と、人生後半戦、チャレンジャーの「まつしたあやこ」です。しばらくお休みをいただいておりましたが、ようやく試験が終わり、一段落つきました。
ようやく試験が終わりました
戦い抜きました……。2年間、仕事をしながら大学の課題や実習をこなしていくことは、思った以上にハードでした。そして締めくくりの国家試験は、人生でこれほど勉強したことはないというくらいがんばりました。
社会福祉士の試験科目は全部で19科目。全体で合格点に達していても、どれか一つの科目で得点できなかったら、不合格になります。
アラ還の私には相当きつかったです。なにも一発合格を目指さなくてもいいのでは……と、あきらめかけた時期もありました。でも不合格なら来年またこれをやるの?! それは絶対にいや〜! と、もうテキストを丸ごと食べる勢いで勉強しました。
試験は4時間にわたる長丁場で、終わった後はあたまが真っ白。脳の使い過ぎは、かなりのエネルギーを消耗するようです。
やっと勉強から解放されたのに
試験が終わってやれやれで、大学も無事卒業予定。
本来なら心が軽くなるはずなのに、なんだか気持ちが晴れなくて、前向きになれないのです。ちょっとがんばり過ぎたみたいです。
なにか楽しいことをしようと思うのですが、長くストイックな生活を続けたせいか、楽しむって何をするんだっけ? と考える始末。
これまではとにかくやってみようと、走りながら考えるスタイルでした。でも次にやりたいと考えていることは、社会的な責任を負い、事業を継続させる責任も負わないといけません。行政やいろんな人を巻き込んでいかなければいけません。
やりたいと思うことがあり、そのために必要と思ったから、いろんなことを我慢して勉強を続けてきたのですが、よく考えたら来年還暦を迎える私に、ここから先も気力、体力、そして覚悟はあるのか?
残された健康寿命はあと何年か? 10年後も今と同じだけがんばれるのか?
一人社長の不動産屋は辞めたくなったら「私、やめます」で済むけれど、そうはいかないとなると……。
勉強に集中していたときは考える余裕もなかったことが、終わった途端、どっと押し寄せてきて、進むべき道をためらっています。
残された人生を、私はどう生きたいのか? 60歳を前に問われているような気がします。
しばらく休憩しよう!
とはいえ苦労して学んだ知識は、また一つ私の視野を広げてくれました。試験結果はもう少し先だけど、しばらく休んで、次を考えることにします。まず自分をねぎらうことに専念して、エネルギーを充電しなければ。
6年前、不動産屋を開業しようかと迷ったときに、背中を押してくれた沖縄の海に、また会いに行こうと思います。
宿泊先はもちろんとよこさんの民泊! 一人で静かに海を見て考える時間はあるのか、少々心配ですが、帰ってくる頃にはきっと元気になっているでしょう!
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