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- 真冬の着物防寒対策は“3首”で決める!
真冬は何かイベントがないと、なかなか着物を着る気分にならなかったりします。防寒着が進化している今では、着物はいかにも寒そうです。でも、ポイントを押さえれば、案外暖かかったりするのです(ちなみ気温10度ぐらいの場合を想定しています)。
まずは下ごしらえをしましょう
「普段着物」ですと綿が多くなりますが、綿着物は基本、単衣(ひとえ)なので、やはりちょっと肌寒いのです。もちろん、タートルインのようにタートルネックを下に着こむとか足元はブーツでとか、和洋折衷型の場合は自由な着方でいいと思います。
着物姿にこだわるのであれば、まずインナーは暖かなものを。脚はスパッツやレギンスなど好みでいいと思います(ただし、きちんと感を出したい時は七分丈ぐらいの方がいいでしょう)。
次に「あったかい」着物を着ます。一口に着物といっても素材はいろいろ。
私が一番暖かく感じるのは、絹の袷です。リサイクル着物で、少しいいものを手に入れるとかなり暖かいと思います。普段に着るのはちょっと……の場合は、ある程度の厚みのある化繊やウールの袷にします(化繊の安いぺらぺらのものだと袷でも薄くて寒いです)。
寒風対策は3つの首を暖かくする
しっかり着こんでいざ外出。といっても長時間の町歩きや神社の初詣は、やはり寒いです。その時は、首、手首、足首をしっかり防寒してください。
その1 首
首は肩にかけるショールではなく、マフラーなど直接首を温めるものを。私の定番はマフラーと羽織の組み合わせですが、ものすごく寒い時は母の形見の毛皮の襟巻きにします。
その2 手首
手首はアームウォーマー。私は100均のレッグウォーマーを流用しています。手先が見えても構わないという人は、指先にひっかけるタイプもいいかも。
その3 足首
足元はレッグウォーマーです。普通に歩いている分にはほとんどわかりませんが、階段を上る時はご用心! 私はきちんと着たい時にはレッグウォーマーはつけません。着物用に足袋の下に履くハイソックスのようなものもあるので、どうしてもの時はそちらを着用しますが、着心地が今いちなので、あまり履きません。普段着はもっぱらレッグウォーマー着用です。
それでも草履の足先は寒いのです
体の寒さはこれでほとんどカバーできますが、寒風吹き荒ぶ中での草履はつらいのです!
もちろん私としては、普段着物ならブーツもありありなのですが、やっぱり草履を履きたい時はひと工夫を。
雨用の草履を履くとちょっとは風が防げます。私の場合は既存の草履にカバーをつけるタイプのものが一番暖かかったです。足先がすっぽり入るので、カバー力が強いのがポイント。
立ちっぱなしの時は使い捨てカイロを足の裏に貼ってお出かけしますが、草履は絶対脱げません(笑)。
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