着物でお出かけ

「普段着物」に合うバッグは何でしょう

公開日:2023.11.09

お出かけする時になかなか手ぶら……というわけにはいきません。では、着物にはどんなバッグが合うのでしょうか。「普段着物」ならではのバッグ選びを考えてみます。

「普段着物」に合うバッグは何でしょう
使い勝手のいいガマ口バッグ。さりげなく着物になじみます。ショルダー用のひももついているので、肩からかけても

着物の定番は利休バッグですが…

着物の定番は利休バッグですが…
左:初詣に利休バッグ 右:お祝いの席にかっちりした大容量バッグ

着物姿との調和が一番取れると言われている利休バッグ。

お茶席の定番でもあります。フォーマルからカジュアルまでさまざまな物も出ていますし、容量もそこそこあるので、一個は持っていていいものだと思います。

しかし、財布にスマホ、手ぬぐい2枚、エコバッグ、手帳にペン、扇子……となぜか大量に持ち歩いている私。やはり大きめのバッグも必須です。きちんと感を出したい時は、かっちりしたシンプルなもので対応しています。

TPOでいろいろ遊びたい

TPOでいろいろ遊びたい
左奥:普段使いまわしている着物生地のバッグ  右奥:改まった雰囲気のかっちりしたバッグ
左前:改まった席で利休バッグ  右前:一見竹製ですが紙クラフトバッグ

着物バッグと言っても、私の場合は、洋服でも着物でもお構いなしなのです。

いつも使っているのは着物生地で作ったポケット多めのバッグ。ちょっとそこまでは、一見カゴ製に見える紙クラフトバッグ。ついで買いで買ったものが意外に丈夫で重宝してます。

日常はこの二つですが、少し荷物を少なくして町歩きしたい時は、柿渋染めの布製バッグ(写真は下にあり)。これは和装にもよく合いますし、なにより軽いのが助かります。季節を問わず着物に寄り添ってくれる感じです。

町歩きの時はショルダーバッグもあり

町歩きの時はショルダーバッグもあり
左:柿渋染めのショルダーバッグ。あまり物が入らないのが難点
右:自作の頭陀袋。とにかく容量は大きいです

着物で町歩きを延々する私。5kmぐらいはよく歩いています。

そういう時はやはり手持ちバッグは腕の負担になります。そこで活用するのがショルダーバッグ。

着物にショルダーバッグ? と思われるかもしれませんが、そもそも僧侶が下げている頭陀袋は、いわゆる肩掛けバッグです(本来の使い方は首から掛けるのですが、最近は肩掛けや斜め掛けする僧侶バッグがあるようです)。

なので着物にショルダーもありありなのです!

ただし、お太鼓結びをしている時は、斜め掛けするとひもがお太鼓にかかってしますので、おすすめできません。着物も布地が傷みますので、あくまでも普段着用に。

つまり、何でもいいのです

つまり、何でもいいのです
柿渋染めの布バッグ、冬でも夏でも季節を問わず寄り添ってくれます

着物に合うバッグ……といっても、つまり、よほど突飛なものでなければ、だいたいマッチするのではと思います。

個人的には布製の物が好きです。柔らかい雰囲気が出るし、軽い!

町歩きの時は、ぜひ、お気に入りのバッグで!

■もっと知りたい■

くわい

60歳になり、子育て・介護も終え、人生最後のステージへ。今まで想像できなかった60代!意外に楽しめる年代なんだと実感。今までやれなかったこと、いろいろと計画中。昔から考えいてた「60の手習い」は、ちょっとハードルが高い日舞を無謀と言われつつ選択。人生初は人生の終わりまでつきあっていけるでしょうか。

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