「芸は身を助く」そんな結果を夢見ながら(1)

ハルメク365講演会「大人のおしゃれの作り方」

公開日:2023.02.10

「芸は身を助くー頑張らなくても結果的に役に立ちましたーそんな記事が書けることを願って」と、2022年期ライター活動を締め括り次年度への希望を書きました。今回早速そのチャンスが巡ってきました。Windows 11での初めての記事です。

ハルメク365講演会「大人のおしゃれの作り方」
初参加ー「ハルメク365講演会」ー横森美奈子「大人のおしゃれの作り方」

「芸は身を助く」何とか記事が書けました

1月26日、「ハルメク365講演会」オンライン初参加を予定していたのにもかかわらず、迂闊にもその前日に、使い慣れたWindows10から11にアップグレードしてしまいました。「あっ」と気付いた時には、もうダウンロードが始まっていました。「ええいままよ」とばかりに、その日は寝ることに。

翌日、講演会が始まる1時間前に、恐る恐るメールに示されたZoomのURLをクリック。ホッ。無事―横森美奈子「大人のおしゃれの作り方」講演会―につながりました。第1関門突破。

「ハルトモライターはキャプチャーを撮っておくこと」との指示が事前にあったのですが、PCでキャプチャーを撮ったことがなく、どのツールでどのように撮るのかも知りません。第2関門です。アップグレードで、様変わりしているタスクバーに見慣れないアイコンがあります。カーソルを当ててみると、それは使い慣れたSnipping Tool。クリックするとモードが選べるようになっていて、全画面モードを選べば1クリックでキャプチャーが撮れると分かり、再びホッ。

開始時間になり講演会が始まりました。覚えたばかりの方法でキャプチャーを撮りながら、これまた初体験のオンライン参加者のチャットも書き込み、あっという間に1時間半の講演会終了。

さて記事を書こうと、デスクトップに撮り溜めたキャプチャーから使いたいものを選び、編集しようと右クリックすると……。10の時にはあった「編集」の項目がありません。第3関門です。PC歴もかれこれ23年。写真の編集はライター活動第2期から苦労を重ねてきたので、あれこれ試している内に突破できました。

「ファッション」は「生き方」につながっている

若かりし頃・時代の流れを読みながらの華々しい活躍振り (c)横森美奈子

肝心の講演会の内容です。ファッションデザイナー歴50年の横森美奈子さんは、ファッションアドバイザーでもあります。雑誌『ハルメク』でも、「目からウロコのおしゃれ塾」を連載。私は毎月それを楽しみにしています。

今回の講演でなぜ横森さんのアドバイスに惹かれ続けてきたのかが分かりました。それは「ファッション」をただ「おしゃれ」という狭い枠で捉えるのではなく、「自分らしく生きるため」と捉えておられるからです。

年齢も病気も受け入れて、ますます活躍の場を広げている横森美奈子さん (c)横森美奈子​

「今の自分」をちゃんと見て、年齢も病気も全部受け入れた上で、「どうなりたいか」「どう見えたいか」をイメージで捉え、そう見える方法や対策を探したり考えたりする事が大切……素敵です。

ファッション業界でチーフデザイナーやディレクターを担ってきた実績に基づいているから、ちょっとしたアドバイスにも説得力があります。

素敵な大人になるためにー実践編ー

講演の後半は、会場の参加者に前に出てもらっての実践編です。素敵な大人になるための必須条件は「清潔感」と「健康感」だと横森さんは言います。

「健康感」の表現には「顔映りのいい服を着ること」。会場に用意したさまざまな色のスカーフの中から好きな色と好きではない色を3本ずつ選んでもらい、鏡の前で首に巻いて「顔映り」がいいかどうか自分と会場の参加者で見ていきます。

素敵な大人になるためにー実践編ー
好きではない色の物が似合った時の弾けるような笑顔が印象的でした

チャットや参加者の質問に何度も「考え方が固いなあ」「決めてもらうと安心という考え方変えましょうよ」という言葉が飛び出しました。「姿見をお友達にして自分の目で見てみましょう」とも。

「清潔感」を出すには、「古びたものは着ない」こと。納得!! 講演会が終わると私はすぐに2つのことを実践。1、毛羽立っているけれど捨てられなかったニットベストの処分。2、体が不自由でもすぐ選べるように掛けてあるスカーフやアクセサリーを色別に掛け替えること。

素敵な大人になるためにー実践編―
寝室の隅の夫手作りのハンガーポールには、50年来のスカーフやアクセサリーが

おしゃれが益々好きになった1時間半の講演会を、便利に進化したWindows11での初記事にすることができました。

■もっと知りたい■

harumati

45歳~66歳までC型肝炎と共生。2016年奇蹟とも思える完治から、今度は脳出血に襲われ右半身麻痺の大きな後遺症が残り身体障害者に。同居する息子と夫に家事を任せての暮らしにピリオドを打ち、2021年11月「介護付き有料老人ホーム」に夫と入居。「小さな暮らし」で「豊かな生活」を創り出そうと模索中です。

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