持続可能な開発目標(SDGs)とは

バタフライ効果......風が吹けば桶屋が儲かる

公開日:2023.09.05

SDGsとは持続可能な開発目標と言われていますが、「具体的に何?」と聞かれたら答えられますか?

『風が吹けば桶屋が儲かる』

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)と言われはじめてから、そろそろ8年です。この8年間で私は何を実行できたかしらと自分自身に問いかけながら、考えてみました。

『風が吹けば桶屋が儲かる』

butterfly-effect(バタフライエフェクト)日本語にしたら『風が吹けば桶屋が儲かる』ということわざを思い出しますが、SDGsってこのことわざがあてはまると感じるのは私だけでしょうか?

『牛がげっぷすれば地球温暖化が進む』って耳にされたことがあると思います。

牛のげっぷにはメタンガスが多く含まれているので、げっぷによって放出されたメタンガスがオゾン層破壊につながっているから、牛肉を食べるのを控えようという話です。

でも、それに替わる植物性蛋白『代替肉』や、それとは逆にげっぷのメタンガスを減らすマスクを作ったり、メタンガスを減らす餌を開発したり、広い分野で研究がされています。

これがビジネスチャンスになっているって、『風が吹けば桶屋が儲かる』って感じだと思われませんか?

私にできるSDGsって何だろう?

『風が吹けば桶屋が儲かる』

SDGsの目標は、17項目に分かれています。

私にできるSDGs、今の季節ならエアコンの設定温度をちょっとだけ高くすることや食べ残しをしないこと(→ゴミの軽減にもつながる)なんてほんのささいなことです。

17項目の目標の中には、5番目に「ジェンダー平等を実現しよう」という項目があり、家庭内にも存在している『夫は外、妻は家庭』という考え方を無くし、家事・育児・介護などの負担を平等にしようと訴えています。

私たちの世代はまず、自分の世代的な考え方を変えなくてはいけないのでしょう。

娘を持てば、婿さんが早く帰宅して家事や育児を負担してほしいと思いますし、息子の嫁に対しては、しっかり家事・育児をして、外で働く息子にあまり家事を負担させないで欲しいなんて、つい思ってしまいます。

SDGsって意外に簡単なことかもしれない

私にできるSDGsって何だろう?

世代間の考え方の違いは、いつの時代にもあったものでしょう。しかしながら、私たち世代はもっともっと地球規模で物事をとらえて多面的に考えなくてはいけないと、SDGsを通して感じました。

そして、SDGsだのメタバースだのという新しいWordにも、怖気づくことなく、何だろう? と探求する気持ちで関わっていく必要があると感じました。これって脳を活性化させますから、老化防止にも役立ちますね。

お嫁さんを大切にすること、息子に子どものおむつ替えをすすめること、エアコンの温度設定に気を付けること、ペーパーレス、ごみの分別と軽減、食品ロス……。

こうして身近なところまで落とし込むと、あら、意外に簡単なことじゃない? って思えませんか。

『持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真』とのことです。

世界終末時計の残り時間を増やし、未来の地球が存在することを願って、小さなことからコツコツと積み重ねていけるといいですね。

■もっと知りたい■

あ・らかん

子どもの独立、大学入学、闘病生活など、波瀾万丈の人生ですが、残りの人生を悔いなく過ごしたいと思い、いろいろなことにチャレンジして、ポジティブに過ごしています。50代からの positive life。私のこの10年を振り返りながらお話したいです。

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