自費出版のエッセイ本作成の記録

本を作ろう・完結編

Rei

公開日:2023.01.05

自費出版のエッセイ本が完成しました。さっそく友人たちに、布で作った「しおり」を添えて配り始めました。完成に至るまでの苦労話をお伝えします。手作りの簡単な「しおり」の作り方も掲載します。

本を作ろう・完結編
完成した本と手作りのしおり

本を作る喜び

私は、エッセイ教室で学んだ10年間の区切りとして本を作りました。

原稿を読み返していくうちに、忘れていたさまざまな出来事を思い出しました。エッセイにしておいたからこそ、詳細な年月が記録として残っていたのだと思います。細かな感情の揺れなども、エッセイから感じ取ることができました。

大変でしたが、懐かしい自分を振り返ることができて、楽しい作業でした。

苦労したこと

まず、いつもは横書きにしていた文章を、本にするために縦書きに直しました。パソコンに熟知している方にとっては何でもないことでしょうが、縦書きに慣れていない私にとっては、かなり時間のかかる作業でした。数字の入れ方や写真の位置の調整も難しかったです。

題名を決めるのも苦労しました。どんな題名にするか最後まで迷い、友人にも相談して、やっと思うような題名にたどり着きました

表紙の写真も自分で用意しましたので、自宅で何度も撮り直し、最終的な1枚を選びました。

「表紙カバー」と「表紙」が違う物だということさえ知りませんでした。「表紙カバー」とは、一番外側の、本から取り外せるもので「表紙」はその中の最初のページのことだそうです。

見返し(表紙の内側に糊付けする化粧紙)などについても、印刷業者の方にいろいろ教えていただきました。

苦労したこと
表紙(上)と見返し(下)

完成後は…

本が完成したので、エッセイ教室の先生をはじめ、友人たちに渡して読んでもらいました。思い切って他の習い事の教室にも持参して、生徒さんたちに配りました。

私が本を出したことに、誰もが驚いていました。完成まではかなり苦労しましたが、すべてカラーページにして、私の趣味のパッチワークの写真もたくさん載せられたので、一生の記念になったと思います。

「しおり」の作り方

読書の必需品の「しおり」を作ってみました。

材料

  • 布と少し厚手の紙(カレンダーなどの紙でもよい)…縦12cm×横3cm
  • 両面テープ…1.5cm幅、約50cm
  • リボン…6mm幅、約18cm

    「しおり」の作り方

作り方

  1. 布と紙を指定の寸法にカットする(大きさは好みで変えてもよい)
  2. 紙の表と裏に両面テープを貼る
  3. 両面テープをはがし、表と裏に布を貼り付ける
  4. カッターで上下左右をきれいにカットする

    「しおり」の作り方

  5. 上の部分に穴あけパンチで穴を開ける

    「しおり」の作り方

  6. 穴にリボンを通して結ぶ

「しおり」の作り方

家にあるハギレで何枚も作り、感謝の気持ちを込めて好きな柄を選んでもらいました。

本作りを通して、さまざまなことを学びました。

■もっと知りたい■

Rei

60歳を越えて着道楽だった母を思い出し、おしゃれに目覚めました。大好きなパッチワークや着物リメイク、ミシン刺しゅう、羊毛フェルト刺しゅうなど、手作りでワンポイントを加え自由なファッションを楽しんでいます。また、アロマやハーブ、薬膳料理などで、健康なライフスタイルを目指しています。

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