自費出版のエッセイ本作成の記録

本を作ろう その2

Rei

公開日:2022.12.08

エッセイ教室に通って10年。自費出版のエッセイ集を出すことにしました。作業はかなり進みましたが、初めてでわからないことばかりです。前回に続き、大変だったことや楽しかったことをお伝えします。

本を作ろう その2
完成した本の表紙カバー

題名はどうする?

前回(本を作ろう その1)は、自分で考えた「ピースワーク」という題名が、先生にダメ出しされたことをお伝えしました。これはパッチワークの用語で、布と布をつなぎ合わせるという意味です。一般的にはあまりなじみがありません。

そこで「朝からカフェ気分~主婦の気ままなエッセイ集」という題名を思いつきました。これならわかりやすいだろうと思い、それに合わせて自宅で表紙用の写真も撮りました。

題名はどうする?
自宅で撮った表紙用の写真

本文は?

今年(2022年)の8月ごろから原稿を選び、書き直す所は直し、項目別にまとめてみました。

  • 第1章 ふるさとへの想い
  • 第2章 生涯の友 パッチワーク
  • 第3章 旅の思い出
  • 第4章 好きなものあれこれ
  • 第5章 日々の想い

項目別にまとまったら、同じエッセイ教室の人たちや、編集経験のある知人などに読んでもらい、意見を聞きました。エッセイに登場する友人には、連絡して許可をもらいました。

印刷業者へ依頼

9月末ごろ、本文がだいたいできたので、エッセイ教室の先生に紹介していただいた印刷業者Kさんに、原稿のUSBメモリーを郵送しました。1か月ほど経ち、本の形式に直したプリント原稿が送られてきました。

まだ普通のコピー用紙で、写真も白黒でしたが、いよいよ本の形になり、うれしくなりました。

印刷業者へ依頼
プリント原稿

写真の画像と本文の修正

Kさんから、掲載する写真を別に送るよう言われていたのですが、画質がとても悪いものがあると言われました。古い写真は仕方がないのですが、自分のパッチワークの作品など、可能なのものは撮り直して、差し替えてもらいました。

本文も読み返すたびに直したいところが出てきて、何度もKさんに修正をお願いしました。

まさかの題名変更

修正作業も終わりに近づいたころ、友人に「この題名、軽すぎない?」と言われました。実は自分でもそう思っていました。友人の言葉がきっかけになり、最初に考えていた題名へのこだわりがよみがえってきました。

結局、ピースワークという言葉は使わないものの、布をつなぐというイメージを残して「布をつなぐ 時をつなぐ」という題名に変更しました。

それに合わせて、好きなパッチワークを入れて、表紙用の写真も撮り直しました。やはりこちらの方が、自分らしさが出ているように思います。

まさかの題名変更
巻末に載せるプロフィール用に撮った写真

次回は完成した本をお見せできると思います。

■もっと知りたい■

Rei

60歳を越えて着道楽だった母を思い出し、おしゃれに目覚めました。大好きなパッチワークや着物リメイク、ミシン刺しゅう、羊毛フェルト刺しゅうなど、手作りでワンポイントを加え自由なファッションを楽しんでいます。また、アロマやハーブ、薬膳料理などで、健康なライフスタイルを目指しています。

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