冬の養生で美しく健康にパート2

いつでも適温・適湿・適動がキーワード!

公開日:2022.12.30

こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ指圧師の岸村有子です。あっという間に年末ですね。イベントが多くお疲れがちの時期ですが、気持ちよく新年を迎えられるように美を整えていきましょう♪

夜のリラックスこそ明日の美の源

前回、起床時から昼間の養生についてお話ししました。適度に動く『適動』と温めることがポイントでしたね。

今回は、夕方から夜の養生のおはなしです。

冬の養生は「おひさまに合わせて」が基本とはいえ、「日が沈んだら床に就く」はなかなか難しいですよね。

では他の季節より少し早めに寝る前の準備に取りかかってはいかがでしょうか?

  • 一日の最後のカフェインを摂る時間を繰り上げる(カフェインの半減時間は長い場合9.5時間というデータもあるそうです)
  • お風呂や歯磨きを早めに済ませる(お湯の温度や歯への刺激が交感神経を優位にしてしまう可能性があります)
  • スマホやPCから早めに離れて本を読んだり音楽を聴く(寝室をお好きな香りで満たすのもリラックスにつながります)
  • ベッドに入っても寝つけないときは耳のマッサージ

寝室や寝具の適温と適湿は?

寝室の温度や湿度、寝具の温度にも一工夫しましょう。

眠りが浅いという方に、電気毛布や湯たんぽでベッドを温めることをアドバイスすると「ぐっすり眠れた」とみなさんおっしゃいます。ご自分で長年ちょうど良いとお感じになっていた適温が、少し違ったというのは良くあります。

また、冬になると温かさを優先してお布団が重くなりがちなのも、快眠のためには見直しポイントになります。

「かける」方に気を配りますが、「敷く」ものの方が体感では温かさをより感じやすいです。

先ほどの電気毛布も「かける」より「敷く」方が温かさをより感じますし、シーツを冬仕様に変えると寝心地に変化があるのは、すでに実感されている方も多いのではないでしょうか。

お休みになる前にお部屋の温度を少し高くしておくのも良いでしょう。エアコンの使用は湿度管理にご注意ください。 

*お休み中の低温火傷にご注意ください。  

快眠は翌日の美に直結します。疲れを持ち越さないことが、美肌にとっても大切です。

洗髪の適温は?

洗顔の適温は良く目にするけれど、洗髪温度はあまり見かけませんよね。私自身も顔は体より設定温度を低めにしますが、頭を洗う時はそのままでした。

前から気になっていたので美容師さんにお聞きしたところ、『できれば39度までをおすすめします』とのこと。私の41度は確実にアウトでした!!

疑問に思ったことはやはり専門家に早めに聞くべきだと反省です。

《冬至》

冬至

とうじ 二十四節気の22番目。12月22日〜2023年1月4日

ご存じのように一年で昼間が一番短い日です。逆に考えれば、ここから再び昼間が長くなるため運気が開けるという考え方もあります。定番ですが、ゆず湯で温まり、かぼちゃで栄養補給がおすすめです。

冬至
無農薬の柚子が届いたので早速ゆず塩を作ってみました
​​​​​​発酵させたので、数日後はとてもまろやかになりました
冬至
一年のお礼と開運祈願にお参りに行ってきました

■もっと知りたい■

 

岸村有子

「痛くて熱い」「古臭い」というイメージを持たれがちな鍼やお灸ですが、実はとても体に優しいものであることをお伝えしていきたいと思います。また食養生やライフスタイルをトータルで発信していきます。鍼灸師、あんまマッサージ指圧師、漢方養生指導士、登録販売者。プライベートサロンLyS代表。インスタグラム

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ

注目の記事 注目の記事