10kg痩せてもうれしくない理由とは

骨折に糖尿にヘパ結節も

公開日:2023.01.12

怒涛のような疲弊の後遺症が、6年目も続いています。

骨折に糖尿にヘパ結節も
シニアにも 「やればできる子」 あてはまる

3か月後に届いた介護保険

母を見送ってからわずか3か月後、私宛に介護保険の支払いが届きました。

「え~もう私の番なの」なんだか人生の残高が急に減った感じです。

両親の介護で、あす何が起こるかわからない状況だったので、先の予定は全てキャンセルして、旅行も、趣味も、付き合いも封印してきました。

今やっと私の時間が回り始めたと思った矢先……。

健康づくりの散歩のはずが

まずは健康づくりと散歩に出かけたものの、転んで骨折してしまいました。

右足首ギブスで、人生初めての松葉杖。

年始から3か月寝たきりで、私の介護生活を夫が体験することになってしまいました。

健康づくりの散歩のはずが
健康散歩 本末転倒 骨折し

2か月で10kg減量

ところが不幸はまだまだ連鎖します

怒涛の5年と疲弊の後遺症か、血糖値300で即入院レベルと宣告されました(でもコロナ禍で、薬と食事療法と運動に変更)。

バランスよい食事には自信があったのですが、この先生はキビシイ方で、とにかく白いモノ(米、パン、麺、小麦系)はダメ。トマトも甘いのはNG。ニンジンや根菜類もダメ、胡椒などもNG。スムージーやジュースもご法度でした。

スーパーではいつもの食品をいちいちひっくり返しては成分表示をチェックして、糖質や炭水化物を見ては棚に戻しと、時間がかかること。

100円ショップで小さなタッパーを買い、一度にサラダを作る作戦にでました。

カット野菜のキャベツ、酢キャベツ、酢玉ねぎ、ワカメ、サラダ豆、チーズ、ナッツ、トマト、ゆで卵、たまに大根の千切り+カツオ節。などなど

そして必ず初めに野菜を食べて、主食はチキンか焼き魚を交互に、時々低糖質カレーをメニューにしました。

すると、なんということでしょう。2か月で10kgも痩せたのです。ってダイエット食品の広告みたいですけど違いますよ。

お米やパンを食べないだけで、こんなにすぐ痩せるものなのかとびっくり。

でも鎖骨も肩甲骨も浮き上がり、もう栄養失調のようなみすぼらしさ。

痩せた喜びはなく、なんだか萎んだというか、干からびた感じになって鏡を見るのもイヤ。

本当にこれで数値が下がっているんでしょうね。と検査に臨むと、血糖値も300から99に、ヘモグロビンも11から5.5に、ついに薬も通院も不要になりました。やればできる子!

2か月で10キロ減量
包丁も ヘパーデン結節 握れない

こうして6年の闇を抜けても不幸続きで、結果7年の怒涛と疲弊の日々となりました。

現在も指の関節炎とヘパーデン結節、それに筋膜炎も発症し新しい試練は続くのですが、とりあえずここで闇を吐き出したせいか、私の先には光が見えるような気がします。

■もっと知りたい■

夢丸

バブルの20代、学びの30代、思いがけない海外生活の40代、介護が始まる50代、忙しい日々でした。今両親を見送ってやっと自分の時間が始まると思ったら、平均寿命まで生きたとしてもあと十数年(あれまあ)。人生は短く、一度きり、わがままに生きましょう。

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