さまざまな仕事でスキルアップ

仕事を通して得られる私の生きがい

公開日:2022.02.15

事務の仕事をして、30年以上になります。もっともほとんどは扶養範囲内での勤務です。振り返ると実にいろいろな事務所に努めました。働くことで世界観が広がる、スキルを習得できる、心の豊かさ(貯蓄)につながり、私の生きがいになっています。

正社員はわずか1年

学校を卒業して入社した金融関係の仕事が、唯一正社員として働いた期間でした。分業化された仕事を1年しただけでは、いろいろなノウハウを理解するところまでには至りませんね。

その会社で夫と知り合い、結婚後はずっとパート勤務です。生活の諸事情(引越し、出産など)や事務所側の事情(移転や閉鎖など)の理由で、さまざまな仕事に携わってきました。銀行、新聞社の労働組合、個人事務所、設計事務所、会計事務所、総合商社などなど……。

どれも私にとっては魅力的な仕事となりました。

正社員はわずか1年

印象に残っている職場

大手新聞社労働組合での仕事は、専従の執行役員3人がいる所での雑用でしたが、多くの方と話す機会に恵まれました。人との関わり合いを通し、物事のとらえ方、考え方、対処法を学びました。いずれも千差万別で、世界観が広がりました。この頃知り合った方々と、今でも趣味のカラオケを定期的に楽しんでいます。

個人事務所は労働組合の専従役員の一人が7~8年後に独立をされて、子育て奮闘中の私に声を掛けていただき、お手伝いをすることに……。

交友関係の幅広い方でしたので、たくさんの方が来所されました。仕事はもちろん、プライベートな問題にも常に全力で向き合う姿勢は素晴らしかったです。

『できる時に、できる人が、できることをする』

その大切さと人情の機微に触れられた、貴重な時期だったように思えます。

印象に残っている職場

仕事が変わる度にスキルアップ

どんな仕事でも、なるほどと思えるノウハウがあります。それを活かしつつ、新たな職場でのスキルもまた修得したいものです。

まだパソコンが普及していない頃に勤めた設計事務所では、必要書類を作成しながら覚えたワード・エクセルで、その後の仕事の幅が広がりました。

簿記の資格がなくても、家計簿をつけていることと、熱意で雇ってもらえた会計事務所では会計ソフトの入力ができるようになり、現在の経理事務に至っています。

小さな会社では全部を一人でこなすので、各種保険の手続きなどすべてが勉強になります。

仕事が変わる度にスキルアップ

心の温もりに触れたときの感動や楽しく生きるヒントは、人との関わりの中で見出します。だからこそ仕事を通しての出会いは、かけがえのないものになるかもしれないのです。

さあ、今日もおしゃれをして、出勤です。

 

■もっと知りたい■

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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