地域アクティビティで始まる私の年明け

初詣と録画鑑賞三昧のひとり正月

公開日:2022.02.24

関東圏に住む娘はコロナ禍を案じ、正月帰省をやめて師走初旬に帰省しました。これで2年連続のひとり正月を迎えることになりました。昨年(2021年)は、腰痛と膝痛でほとんど寝正月。さて、今年(2022年)は……。

初詣と録画鑑賞三昧の独り正月
10年前、山梨県甲府市の武田神社を訪れたとき、「さざれ石」を初めて見ました。♫さざれ石の巌となりて♪

2022年の幕開け

私の住む団地にある、モール街の片隅に創建された小さな神社を、住民約20名でお守りしています。昨年(2021年)もコロナ禍による自粛ムードで、祭事はほとんど実施されませんでした。

昨年9月末に緊急事態宣言が解除されてから、ようやく感染状況も落ち着いてきましたが、年越大祓・除夜祭といった年の瀬を閉める祭事もこぢんまりと執り行いました。

2022年の幕開け

しかし23時50分頃から初詣の人たちが集まってきて、行列ができました。コロナ禍以前の新年よりは人出は少ないようでしたが、「初詣」ができるという幸せをしみじみ感じました。

テレビの録画観賞三昧

ひとり暮らしの悪癖(?)でしょうか。夜は早く寝て、朝は夜も明けぬうちに起き出します。そんなわけで、見たい番組はたいてい録画しています。以下は、お正月に見て、いろんな意味で感動した番組3点です。

  • 正月早々、歴史を楽しみました

【世界史ドリームマッチ 最強キング決定戦 頂点を極める“王”は誰だ!(NHK BSプレミアム 1月1日19:00)】

テレビの録画観賞三昧

娘が資料提供者の末席にいるというのを聞いて、録画しました。

古今東西の英雄とよばれた6人が時空を超えて一堂に会したら、誰がリーダーにふさわしいか、という内容です。

アレクサンドロス大王、始皇帝、フビライ・ハーン、ラメセス二世、ユリウス・カエサル、ナポレオン・ボナパルトの6人が取り上げられ、さまざまな裏話も聞けました。それだけでも興味深いものでしたが、全員一致で「最強キング」はモンゴルのフビライ・ハーンということになりました。

人種・文化・宗教の違いを問わず多様性を重視し、聞く力を持って統治した、と高評価。こういうリーダーが現代にも現れてほしいですね。

  • 雑誌『ハルメク』を読む楽しみが増えました

【プロフェッショナル 仕事の流儀「思い込みを捨て、“思い”を拾う〜雑誌編集長・山岡朝子〜」(NHK 1月4日22:30)】

テレビの録画観賞三昧
雑誌『ハルメク』12月号

2019年3月に広島でハルメクの「プレミアムイベント」が開催された際(その会のお手伝いをしましたので)、山岡編集長にご挨拶させていただいたことがあります。メディアがいう「凄腕編集長」のような強面風ではなく、スマートな都会の女性、という雰囲気の方でした。

番組の中で、「プロフェッショナルとは?」という問いに対して、「たとえ上手くいかなくても、やり方を探して前に進める人。それを笑顔でできる人」と答えておられましたが、まさに、それを体現しているのが山岡編集長なのだと今にして思います。

番組で雑誌作りの過程の一端を拝見し、そのご苦労と卓越した能力にただただ感動するばかりでした。毎月届く雑誌『ハルメク』を読むのがますます楽しくなりそうです。

  • 懐かしいふるさとの訛り

【連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」 NHK8:00】

テレビの録画観賞三昧
ふる里の友人が送信してくれた今冬の富山湾と立山連峰、世界の絶景と称されています

朝の15分番組ですが、時々録画をためこんでしまいます。

ヒロインの安子が話す岡山弁が、ところどころ私の故郷の高岡(富山県)弁そっくりなのです。若い頃読んだ民俗学者の柳田國男さんの説「京都を中心にした同心円上の地域は言葉が似ている」(方言周圏論)を実感しました。

「ふるさとの訛り懐かし……」の「安子編」は終わってしまいましたが、「るい編」も楽しんでいます。
 

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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