もっと早くすればいいものを
2024.01.13
公開日:2025年02月03日
2025年もがんばらなくちゃ♪
結局は「元気」がイチバン
2025年は乙巳(きのとみ)の年。「成長や変革、しなやかな発想」がテーマの年だそうです。個人的には「成長や変革」よりも、穏やかに過ごしたいお年頃⁉ なのですが……。
健康あってこそ、を実感した昨年
母は昨秋、80歳の傘寿を迎えました。娘の目から見て外見はまだまだ若いのですが、腰痛持ちで姿勢が少しずつ悪くなっているのが気になります。
一方で料理が大好き、一人暮らしの今も毎日バランスの取れた食事を作り、早寝早起きの健康生活を送る母は、私より長生きするのではと思うほど。
そんな母が昨年11月、軽い脳梗塞を起こして入院したときは本当に驚きました。不調を自覚して早めに受診したことが幸いし、ほんの軽度で麻痺も一切なし。
1週間後にはケロッとして退院できた時は心底ほっとしました。

平穏な日常は当たり前ではない
はい、それは百も承知なのですが……、誰より健康的だった母だけに、突然の入院はちょっとした衝撃でした。
うっすら感じていた不安が突然現実になる、というか、親が80代になるってこういうことなのだと再認識。
父が亡くなってからの私は、定期的に実家へ帰るようにはしていましたが、こういうことがあると、母の一人暮らし自体が心配です。やっぱり実家から会社に通った方がいいのかな、とか、在宅でできる仕事を探そうかな、などど考えたりもして……。
それに母の入院がわかった時点で、予定していた約束は全てキャンセル、見える景色が一変したような気持ちでした。幸い、車で40分ほどのところに叔母がいて、いろいろ助けてもらっているので、そこまで一人で抱え込むことは無かったのですが。
しかも当の本人は「もう病人扱いしないで」と息巻いていて(笑)、いきなり同居!? 問題は、まだ先の話として立ち消えになりました。
今は朝晩のLINEで欠かさず生存確認!? をしています。今の時代、見守りに関するテクノロジーもいろいろあるよと、教えてくれた友人もいて、これからちょっと調べてみようと思います。

穏やかなお正月を迎えられる幸せ
そんなこともあり、今回の年末年始は弟家族も一緒にのんびり実家で過ごしました。
ここ数年は母の負担を減らすために、メインのお節はハルメクで注文しています。
昨年は房総の温泉で過ごしたので、今回は2年ぶり。年末はすき焼きを食べながら紅白歌合戦を見て、頃合いを見て年越しそばを食べるのが我が家の流儀。
新年が明けたら、お節やお雑煮で華やかな食卓を囲みます。

何はともあれ、昨年の母の入院騒動により、いつものように過ごせるお正月が、いつも以上にありがたく感じる2025年のお正月。
母にはいつまでも元気でいて欲しいと願いつつ、自分の健康管理、そして老後のこともリアルに意識する年明けでもありました。
乙巳(きのとみ)の年に相応しく、しなやかに考えを巡らせながら……。
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