エアコン掃除をプロに頼んだら、スゴかった！

お掃除付きエアコンの罠

我が家のエアコンは某大手電機メーカーのお掃除機能付き。新調してから6年、お恥ずかしながら一度も掃除をしていませんでした。

比較的使用頻度が少ないことや、「お掃除機能付き」なのだから「掃除は不要」と思い込んでいたからです。でも実際はその逆、掃除の手間も費用もかかることは、後々知りました。

最近は吹き出し口の黒ずみや汚れが目に付くようになり、いよいよ待ったなしの状態に。依頼したのは、友人2人が既に発注し、その丁寧な仕事ぶりを絶賛していた業者さんです。

マンションにポスティングされるチラシや比較サイトなども検討したものの、価格や質の違いがよくわからず、しかも自宅での長時間作業となると、やはり信頼できる方にお願いしたい！ 結果、とても満足のいく仕事をしていただきました。

エアコンのオーバーホール!?

作業当日、到着したお掃除のプロは部屋いっぱいにブルーシートを敷き詰め、ベッドや棚にもビニールをかけて防塵防滴対策も万全。てっきりエアコン周りを覆うだけと思っていたので、慌ててスペースを調整しました。

その後、本体カバーや上蓋、中身のパーツが次々と取り外され、最後は埃で真っ黒になった本体がむき出しに……。

ひえ～っ、こんな空気を吸っていたのか、私!?

取り外されたパーツにはそれぞれ細い配線が無数に施され、とても複雑そうです。まるで時計のオーバーホールのようで、これをまた元に戻せる技術って本当にすごいと思いました。

外したパーツは浴室でキレイに洗浄され、ピカピカに。ここまででざっと2時間超え。

その後、本体部分を高圧洗浄機で洗い流していきます。テレビなどでよく見かけるシーンですね。我が家の場合、油汚れはさほど無くても、溜まった水は真っ黒でした。

仕上げに抗菌コートをかけ、乾いたパーツを順々に戻し、工具を使ったビス止めも行い、最後は暖房モードで内部を完全に乾燥させたら完了。こうして準備から作業、片付け、撤収まで、トータル5時間以上かかりました。

これで費用2万円(税込)は申し訳ないほど。まさにお値段以上♪ です。

「プロ」の仕事にみる矜持

ちなみに、おおよその所要時間は事前に知らされていたので、予約は私のリモート勤務日に。作業の進行状況を確認しながら自分の仕事ができるので助かりました。

また、この日は幸い過ごしやすい気温でしたが、そうでなければ真夏のエアコン掃除は地獄だそうです。確かにそうですよね。次回からは春先にお願いしなければ(笑)。

何はともあれ、仕上がりには大満足。丁寧かつ妥協のないこだわりの仕事ぶりに、プロとしての矜持を見ました。こちらは素人なので、表面的な掃除をされたとしても違いはわかりません。実際そういう不慣れ!? な業者さんも多いそうです。

だからこそ口コミは絶対ですよね。信用は次の信用を生み、引きも切らない依頼のおかげで腕も上がるという好循環。どんな仕事にも当てはまる教訓です。

かくして我が家のエアコンからは澱みのない清涼な空気が吹き出し、毎日快適。気の流れも確実に良くなっているはずです(笑)。

最後に教訓をもう一つ。次にエアコンを買い替える際は、空調専門メーカー製、ノーマルタイプがおすすめだそうですよ。

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