50代こそ日々是挑戦♪(57)

ふるさと納税、してますか?

公開日:2023.11.18

何かと話題のふるさと納税。実はまだやったことがないという方も多いとか。今さらですが、私流の楽しみ方をご紹介します。

ふるさと納税ってどんな制度?

シングルライフの私にとって、最大の節税対策はふるさと納税(笑)。始めて10年近くになりますが、一見面倒なようで、とってもお得で楽しい制度。概要は以下の通りです。

  1. 地方と大都市の格差是正や地方創生を目的に、2008年に創設された寄附金税制の一つ
  2. 生まれ育ったふるさとや自分が応援したい自治体を自由に選ぶことができる
  3. 控除上限額の範囲内で寄付をすれば、2000円を超える部分の税金が控除
  4. 控除されるのは、すでに納めた所得税と翌年納める住民税
  5. 控除上限額は、本人の年収(所得)や家族構成などで異なる

つまり、実質自己負担額2000円だけで、応援したい地域の名産品や宿泊券などがもらえます。ただし、所定の手続きを忘れたり、控除上限額を超えた寄付をすると、自己負担額が増えてしまうので要注意。

ふるさと納税ってどんな制度?
ふるさと納税で控除されるのは、所得税や住民税

自分の控除限度額については、ふるさと納税運営各社のサイトで簡易計算できますが、正確な情報は総務省の公式「ふるさと納税ポータルサイト」等でご確認ください。

私流の楽しみ方

本音はもちろん、返礼品がお目当て(笑)。でも、自分たちの寄付金が子育て支援や環境・文化遺産の保護、町おこしなどに役立てられると思うと、何となく気分もいいですよね。私が寄付先を選ぶポイントは、だいたい以下の3つです。

  • 自分と地縁や所縁のある自治体から選ぶ
  • 自分の欲しいものを、ふるさと納税サイトで検索
  • いつか行ってみたい場所、気になる地域で検索

他にも、地震や台風で被災した地域に義援金として寄付することも可能です。

ちなみに、ふるさと納税の控除には確定申告が必要ですが、寄付先が5つの自治体に収まれば、ワンストップ特例制度が利用(=確定申告は不要)できます。

最近は魅力ある返礼品が多すぎて、寄付先を5つに絞るのも一苦労ですが……。

私流の楽しみ方
それぞれの土地柄を表した封書デザインも楽しい♪

やってよかった!ふるさと納税ベスト3

個人的にリピートしているアイテムをランキングしてみました。同じアイテムでも寄付する自治体はその年によって少しずつ変えています。

番外編はリピートアイテムではありませんが、かなり気に入っています。

【第1位】 うなぎ
ふるさと納税でもトップクラスの人気返礼品。私のルーツ、鹿児島は鰻の出荷量日本一。ほぼ鹿児島や宮崎(都城)産を選択。

【第2位】 豚肉(時々、牛肉)
こちらも人気食材の豚肉。全国津々浦々にブランドポークがあるので食べ比べも楽しい。量で選ぶか? 部位やバリエーションで選ぶか? 私はやはり九州産で絞り込み。

【第3位】 カツオのたたき
四国のいくつかの自治体で取り扱いがあり、形が不揃い=訳アリとされているものがお得。藁焼きの芳ばしさに加え、鮮度と脂のノリは文句なし!

【番外編1】
今年(2023年)は玄米や玄米餅、黒米など、健康によいお米系にチャレンジ。日頃スーパーでは買わないようなもの、保存食になるものがおススメ。

【番外編2】
岐阜・美濃焼のプレートセット、新潟・燕市のステンレスカレー皿、茨城・古河のガラス保存容器(HARIO)など。その土地の伝統や技術に親しみを感じ、日常的に使えるアイテム。

気に入ったものは、時々送り先を実家にして、親孝行アイテムとしても利用しています(笑)。

今秋から寄付金額に対する返礼率や産地基準が厳しくなり、寄付金額が一部値上がりしたと話題になりましたが、それでも十分に魅力的な制度です。

まだやったことがないという方は、来年(2024年)からぜひチャレンジしてみては?

やってよかった!ふるさと納税ベスト3
美濃焼のアンティークプレート。色味もデザインも超お気に入り♪
やってよかった!ふるさと納税ベスト3
黒米はごはんに混ぜて炊くと、お赤飯のような仕上がりに♪

■もっと知りたい■

ソレイユ子

2020年、新卒で28年勤めた会社を早期退職。思いきってセカンドキャリアに踏み出したら、新たな視界がひらけました。副業ライター、キャリアコンサルタント、手話学習に時々ボランティア…。やりたいことをやれる範囲で、ユルく楽しく歳を重ねようと、今も日々模索しています。

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