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- 私のリスキリング~キャリコン資格取得奮戦記(後編)
目指すのは簡単。でもいざ始めてみると、50代半ばでのチャレンジは結構大変でした。それでも得たものは大きかったというお話、後編です。
想定外にハードな道のり
働き方が多様化する昨今、職業選択や能力開発のサポートができる専門家として注目され始めているキャリアコンサルタント(労働者一人ひとりが最適な環境で自分らしく働くための支援をする「キャリアコンサルティング」を行う専門家)。
私が取得を目指した理由や、受験に至るまでの長い道のりは前編にまとめています。とにかく手間のかかる資格でした。
受講料も高いのだから、150時間の養成講座を修了すれば難なく取れると思っていたら大間違い(笑)。養成講座はあくまで実務経験に代わるものとして、一通りの定義や理論、面談実技の本質を学ぶ場であり、受験対策用ではないという現実。
2か月半後に迫る国家資格の受験対策は、別途自力で進める必要がありました。
ちなみに試験科目は、学科と論述と面談実技の3通り。まずは学科対策で過去問を解いたり、40人近いカタカナの理論家を必死で覚えたり、各省庁の統計データを読み込んだりしました。
しかし、これがなかなか覚えられず、改めて自分の記憶力低下ぶりに愕然……。資格自体は「社会人経験豊富な方が有利」と勝手に思っていましたが、それ以前にこんなハードルがあったのです(笑)。
結局、論述や実技対策には十分な時間が割けず、最後は「人間力で勝負」と、開き直って本番に臨みました。
果たして結果は?
こうして息も絶え絶えに!? 迎えた猛暑の中の試験本番。学科と論述で1日、その2週間後にロールプレイ実技というスケジュールです。
試験の感触は学科試験がイマイチで、解答速報が出ても自己採点する気にはなれず。正解が公表されない論述と実技は、もはや運任せの出たとこ勝負でした。
果たして結果は……?
おかげさまで無事合格しました! WEB合格発表の当日はちょうどリモートワークで、そわそわドキドキしながらアクセス。
別に一発合格なんかしなくていい、今回落ちてもまたチャレンジすればいい、などと自分に言い聞かせながら自分の番号を見つけた時は、思わずガッツポーズ(笑)。
何より、この年でもやればできるという実感と、同じ志をもつクラスメイトを得たことは、最大の収穫でした。
思うように勉強が進まず、試験直前の3日間は有給休暇を取って引きこもったり、最後の1か月は遊びや飲み会も自粛した甲斐がありました。
これからに向けて
合格通知が届いてすぐに登録申請を行い、9月下旬に待望の登録証が届きました。
受講前の手続きを始めた前年の12月からここまで、最短で10か月。ようやく肩の荷が下りた気分です。
ただし、この資格は取って終わりではありません。今後はどのように活かしていくか? 改めて考え直すつもりです。
現業として人事や社員教育も担当する傍ら、いつか自分と同年代(シニア層)のキャリアチェンジを支援する仕事がしてみたいとも思っています。
次回の更新まで約5年。自分自身のキャリアも見つめ直しながら、この先の自分にどんなことができるのか? 今から少し楽しみです。
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