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- 実はお手軽な台湾【薬膳茶】。クーラーで冷えた体に◎
東京は想像以上の猛暑が続き、夏バテ知らずの私もちょっと食欲がなくなってきました。でも、前回ご紹介した通り、なるべく胃腸を冷やさないように、温かい物を摂取したいと思います。
真夏でも家では温かい飲み物を
前回は台湾の伝統家電、日本でも大人気な【電鍋】を使い「蒸す・煮る・炊く!台湾製の大同電鍋で夏バテ知らず!」で我が家流の夏バテ対策をご紹介しました。
真夏でも温かい物を努めて食べることで、夏バテを予防してきた我が家。飲み物も帰宅したばかりはさすがに冷たい物を一気飲みしますが、落ち着いたら常温か温かい物を飲むようにしています。おすすめは【薬膳茶】。我が家の棚に飾って、いつでも飲めるようにしてあります。

台湾で親しまれている薬膳茶
台湾の【迪化街(ディーホアジェ)】は、台湾最大の乾物街。目新しい薬膳食材が買えるのがとても面白く、必ず訪れる場所です。次に行ったときには中国語で「これは何の効果があるのですか?」くらいの会話ができるといいのですが……。
薬局でも、漢方ドリンクが美容ドリンクと同じくくりで並んでいて、むくみが取れる小豆水やハトムギの薏仁水も必ず買います。

生理になると飲む薬膳ドリンクもコンビニなどで手に入り、台湾の男性は彼女が生理になると頼まなくてもこのドリンクや生理用品を買ってきてくれるらしいです。男性がいる飲み会でも「生理だからアルコールはやめておくね」なんて言えちゃうんですって。
かなり衝撃……そしてとてもうらやましい環境です。女性の体を尊び、自身の体を大切にしている証拠ですね。
薬膳茶 簡単レシピ!
さて、台湾だけでなく日本でも手に入る薬膳食材で簡単にできる【薬膳茶】で、クーラーで冷えた体を温め、次の季節に備えて整えたいと思います。難しいことはなく、すぐに取り入れられますよ。
クコやナツメなどの赤い食べ物は血を増やすだけなく、体を温め、胃腸の調子を整え、イライラや老化まで防止してくれるんだとか。私たち世代は毎日摂取するといいと教えてもらいました。
- クコの実
一番簡単なのは、スーパーでも買える中華食材の【クコの実】。朝飲む白湯や紅茶にポトン……で立派な薬膳茶になります。
- ナツメ
烏龍茶や紅茶に、今では名の知れた【ナツメ】を入れると、ほのかに甘くホッとするお味。茶葉ではなくティーバッグでもいいですし、お湯に入れるだけでもいいんです。

- 菊花
【菊花】は花粉症・頭痛・のぼせ・めまいに効果があると言われているので、今まさに更年期と花粉症に悩まされる私にはいい薬膳です。ただ苦味があるのと、体を冷やすので、量は気をつけています。
- 紅花
鬱血を取り除いて、コリや痛みを和らげる【紅花】。妊娠中、月経過多の方には厳禁です。
- ローズ
【ローズ】は冷えやイライラ、月経痛に効きます。私には香りがきついので、少量だけポトン……です。

- バタフライピー
はやりの青くなる飲み物は【バタフライピー】。抗酸化作用が抜群なので、アンチエイジングに最適!
- 黒ライム
むくみに抜群に効く【黒ライム】は、水に漬けてデトックスウォーターに。

基本的に黒ライム以外は、新大久保の華僑服務社や品川のニホンドウ漢方ミュージアムの通販で購入できます。
普段飲んでいる日本茶、紅茶、白湯などにちょっと加えるだけでできる薬膳茶。更年期対策はもちろん夏バテ防止にも、この夏おすすめです。
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