念願だったイルカスイムが石川県能登島で叶いました

野生のイルカと一緒に泳いできました!

公開日:2021.07.11

更新日:2021.07.07

水泳が大好きで、イルカと一緒に泳ぐのが夢だった私。緊急事態宣言が明けた6月末に、能登島で野生のイルカと一緒に泳ぐ旅に出かけました。

イルカスイムデビューしました!

イルカスイムデビューしました!
イルカに会うために出航! 期待に胸が膨らみます

「石川県能登島に野生のイルカが生息していて一緒に泳げる!」と聞き、イルカと泳ぐのが夢だった私は6月末の週末、『イルカスイムの旅』に3人のマスターズスイマーと行ってきました!

プールで泳ぐのは大好きですが、海となると「冷たさ」「しょっぱさ」「波」「クラゲや藻」……と、実は苦手な要素が多い私。でも大好きなイルカと一緒に泳げるとなれば、寒さ、怖さもなんのその! 梅雨時期の日本海に飛び込むことにしました! 

一緒に行くスイマーは、すでにイルカスイムを何度も経験しているベテラン。LINEのやり取りで、事前準備や持ち物のアドバイスをいただきました。

私が「忘年会のビンゴで当たったシュノーケルって使えるかなあ?」と尋ねると「お風呂で練習して」と返ってくる頼もしい先輩です。

14頭のイルカファミリーとご対面

能登島近海に、野生のミナミバンドウイルカが住み着くようになったのは約10年前から。家族が増えて今では赤ちゃんイルカも含めて14頭になっているとのことです。

野生のイルカたちですから、出没する場所も時間もまちまち。状況によっては必ずしも出会えるわけでなく、イルカたちの気分次第で一緒に泳げるとは限らないとか……。

しかも当日の天気予報は、台風が発生し梅雨前線が活発化、あいにくの雨予報です。でも私たちはスイマー。「雨が降っても海の中なら関係ないわね」とイルカたちとの遭遇に心躍ります。

今回イルカスイムを案内してくださったのは、宿泊した民宿旅館「山水荘」のオーナー。早朝に船を出して、イルカツアーを決行してくださることになりました。

出航時は雨が止み海も凪(なぎ)状態という奇跡が起こり、30分程船に乗っていると……。

「いましたよ!」と船長さん。

イルカたちの背びれが水面をうねっています。大きいのから小さいのまで数頭ずつが並ぶように泳ぎながら、船に近づいてきました。

はやる心を落ち着かせながら、フィンとシュノーケルをつけて船からダイブ!

「初めまして!一緒に泳ごう!」

挨拶をすると察したかのように数頭が近づいてきてくれました。

14匹のイルカファミリーとご対面

透明度がないのでよほど近づかないと海の中でイルカを見ることはできない状況でしたが、触れるくらいに近くに寄ってきて、目の前で回転して遊んでくれました。

ベテランのお仲間は「目が合って挨拶してくれた」とのことでしたが、残念ながらビギナーの私は目が合うまでの余裕はありませんでした。

1時間ほどの間、ずっと一緒に泳いでくれて帰るときには名残惜しそうに船の周りをみんなでグルグルと泳いでくれたのは、感涙ものでした。

「また来るね~~~」って、思わず大声で約束しました。

14匹のイルカファミリーとご対面

島時間、海の宝を味わう宿のごちそう

イルカツアーの楽しさもさることながら、「山水荘」でのお料理の美味しさと贅沢さにも驚きでした。金沢の料亭で修業を積んだオーナーさん。自らが捕ってきた魚介類と自家栽培のお米や野菜を使ったお料理は、どれもこれも最高においしくて……。特に日本海の海の幸満載の船盛は、大食いの私たちも完食しきれない豪華さでした。

冬のシーズンにはカニが味わえるとのこと。海の透明度が増す頃に、またイルカに会いに能登島を訪れようと思います。

島時間、海の宝を味わう宿のごちそう
山水荘の夕食。豪華な船盛に日本海の幸がたっぷりと!

■もっと知りたい■

たちよみ

趣味も仕事も水泳、年齢別水泳大会に出場する還暦スイマーです。「100歳まで泳げる体と環境」を目指し、水泳の技術向上とトレーニングはもちろん、体力、筋力、コミュ力、財力など加齢にあらがう日々をお伝えします。私の趣味と仕事に欠かせないスポーツクラブライフは「楽しく、愉快に♪」がモットーです。

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