50代のセンスのいい喪服の選び方&おすすめ3選
2024.02.262021年05月20日
会話や服装で一流の客へステップアップ(3)
ファンデーションのように選ぶストッキング
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌をよくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。今回は緊急事態宣言をくみして、お買い物へ出かけた際のマナーでなく、目的や場所に合わせた装いについてです。
職場ではいつも同じ雰囲気の装いを
空模様を見て、天気予報を聞いて、さて今日はどんな服で出かけようかしら。毎日の楽しみと言いたいところですが、あれやこれやと考えたつもりでも、結局いつも同じ雰囲気になっていませんか?
それは、決して悪いことではありません。自分に一番しっくりくる服装が分かるのは、大人の女性の強み。制服のない職場ではある程度いつも同じトーンを守ることは、自分だけでなく周りにとっても集中力を高めるように思えます。さらに来客のある職場では、先様が覚えてくださっている印象でお迎えすると、近しさが増すように感じます。髪型も同じです。
装いの仕上げはストッキング
夫の仕事でアメリカに帯同していたとき、アメリカから急きょ日本に帰国しなくてはならなくなったことがあります。30代前半で毎日アメリカンカジュアルで過ごしていたときです。航空会社に勤務する友人が力を貸してくれました。
「あなたに明日飛行機に乗れるチケットを手配できるか努力してみます(もちろん有料です)。それには服装を整えなくてはならないわ。スカートと靴は持っている?」
これはサービスを受ける側として、その場に相応しい装いをする必要があるとうことを教えてくれたのです。当日、搭乗ゲートで待っていた友人に、日本製のストッキングを身に着けた足を絶賛されました。
ナチュラルで透明感のあるストッキングを身に着けると、同じ洋服でもエレガントな印象に。
- フォーマルなお席では、肌色より少し明るいトーン
- 引き締まった足に見せたいなら、ストッキングの色を濃くするのではなく、グレーを選ぶとシックで上品に
- タイツは肌が透けず厚すぎない60デニール
ファンデーションを選ぶように、サンプルを手に取って自分のスキントーンに合わせて選んでみましょう。バッグの中に予備の一足を忍ばせれば安心です。
今日のこころえ
サービスを受ける側になるとき、その場にいらっしゃる方々を想像してよそおってみましょう。そこには心地よいかかわりの時間が待っています。
今日よりもっと明日は素敵な貴女がそこにいることを私は知っています。
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