知っておきたい箸のマナー!箸置きがないときの方法も
2023.05.252021年03月18日
今日も、えいやっ!を ひとつ
第一印象をよくする素敵なあいさつの仕方
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌よくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。今回はコミュニケ―ションの基本となるあいさつについてです。人の印象に残る素敵なあいさつができたらいいですね。
コミュニケーションはあいさつから
人間関係は、あいさつではじまってあいさつで終わるといわれます。また、第一印象はあいさつで決まるといっても過言ではありません。
「あなたと初めてお会いしたときのことをよく覚えているわ」そのような会話をしたことがある方がいらっしゃると思います。第一印象が良かったからこそ、今もお付き合いが続いているのかもしれません。
T(Time時間)・P(Place場所)・O(Occasion場面)に合わせて自然にあいさつができれば、あなたが引っ込み思案であったとしても、少しずつ新しい場所へ出かけることが楽しみに変わります。あいさつは大人のパスポートです。
基本のあいさつ
あいさつの基本は、「明るく・いつも・さきに・続けて」。
人にお会いしたとき、何かを始めるとき、受けたら返すことがマナーです。
あいさつにはお辞儀・握手・「カーテシー」があります。カーテシーとは、欧米でのあいさつ法で、17世紀以降、目上の相手に対し、片足を斜め後ろの内側に引き、もう片方の足の膝を軽く曲げ、背筋は伸ばしたままあいさつをするという、女性が行うあいさつです。天皇陛下の即位正殿の儀の後に行われた饗宴の儀で、天皇皇后陛下がお出迎えの折、海外の王族の方々が美しいカーテシーをなさっていらしたことは記憶に新しいと思います。
お辞儀の基本は頭・首・背筋が一直線になるように、顎を引いて、お尻は突き出さずに。手は横か前。手を前にするならば軽く重ねると体が安定します。
会釈はすれ違うときなどに15度。
普通礼は敬意や好意を表す気持ちで30度。一番頻度の高いあいさつです。
敬礼は感謝やお詫びの気持ちで60度。たとえ会釈であっても立ち止まってお相手が通り過ぎるのを見送る気持ちで、アイコンタクトしてから頭を下げると、エレガントな振る舞いがそこにあります。「あらっ! あの方どなた⁉」となれば、第一印象は完璧です。
さらに、マスクで表情がわかりづらい今は、頭を下げずに行う目礼は最高のエレガンス。「目は口ほどに物を言う」のです。目が笑うにはマスクで隠した口角をきっちり上げないとダメなんです。鏡の前で確認してみてくださいね。
今日のこころえ
人間関係はあいさつではじまってあいさつで終わります。第一印象はあいさつで決まります。美しいお辞儀に笑顔を添えれば、あなたのまわりに素敵な人が集まってきます。
今日よりもっと明日は素敵なあなたがそこにいることを私は知っています。
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