知っておきたい箸のマナー!箸置きがないときの方法も
2023.05.252021年02月16日
今日も、えいやっ!を ひとつ
マナーはお会いする方へのおもいやり
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌よくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。「えっ!それだけ?」と思えた貴女は心が柔らかな女性。さあ、ご一緒に!
お散歩に出掛けませんか
皆さん、いかがお過ごしでしたでしょうか? 緊急事態宣言という状況下にあっても、季節は流れ、自然は私達に時の流れを知らせてくれます。あらためて日本の四季の神秘と生活にリズムを刻ませてくれる恵を感じています。
コロナの感染防止の為に自宅待機に協力していますが、健康維持も医療のひっ迫回避の協力と思い、お散歩を始めてみました。
秋の初め頃、枝がぱっかり割れたザクロを重そうに支えていたので、一つ二つ持ち帰りました。透明感のある襲(かさね)の色目にしばらく見惚れた後に、パクっと味わいました。酸っぱさの次にくるほんのりとした甘み。自然の甘さはこうだったと、なぜか幼い頃の味覚がよみがえってきました。
今までと違うときだからこそ、五感(見る・聞く・かぐ・味わう・触れる)が研ぎ澄まされて、それを楽しめるようになってきたことに、気が付いていらっしゃる方もおいででしょう。
昭和の初めの暮らし、いえいえその前の方々の暮らしに思いを馳せてみたくなります。立春を迎えて日差しや風が以前よりぐっと明るく温かに感じていらっしゃいませんか。ご近所の見慣れた景色の中に、五感を豊にする鍵を探しに、さあ! お出掛けください。
マナーは思いやり
「私は子どもの頃マナーを習わなかったから」
「私はマナーが必要な場所に行くことなんてないから」
「この年齢になってマナーを知らないなんて言うのは恥ずかしくて」
初めてお会いする多くの生徒さんがそのようにおっしゃいます。皆さんの中にも「そうそう!」と思っていらっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。
マナーはイブニングドレスを着て、晩餐会へ行く方々だけのものではありません。それはおとぎ話の世界です。マナーはお会いする方への「思いやり」です。
お会いする方は一期一会の方もいらっしゃり、すべての方が自分にとって何らかの意味で先生です。お会いできたことに対する感謝の気持ち、お相手を尊敬する気持ちなどを、マナーを使って表現することができれば、その時間は輝かしいものになります。
まずは自分から笑顔でご挨拶をしてみましょう。笑顔はどんな場面でも光となってお相手の心の扉を開ける鍵になります。そしてあなたを囲むすべての方々に波紋のように広がってゆきます。
今日のこころえ
「あ・い・さ・つ」は、あかるく・いつも・さきに・つづけて(公平に)してみましょう。挨拶に笑顔を添えれば、会話の橋がかかります。人とお会いしたとき、何かを始めるとき、受けたら返すのがご挨拶のマナーです。
今日よりもっと明日は素敵なあなたがそこにいることを私は知っています。
■もっと知りたい■