登場人物の描き方が絶妙で面白い!

私のお気に入りは韓国の歴史ドラマ

公開日:2020.06.04

更新日:2020.06.04

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいる渡来夢さん。今回は、大好きな韓国歴史ドラマについて語ってくれました。韓国ドラマ愛がひしひしと伝わってきます。

韓国歴史ドラマが好き

「イ・サン」が放送されていた。チャンネル銀河ホームページより引用
「イ・サン」が放送されていた。チャンネル銀河ホームページより引用

初めての韓国歴史ドラマを見たのは『イ・サン』でした。花の咲く大木の下でのシーンの美しかったこと。ヒロイン役のハン・ジミンさんもかわいらしかったです。
そのうち、休みの日などに別の物語を発見しては、ワクワクして見るようになりました。時代物が好きで、現代物には興味がありません。現代物はラブストーリーがテーマのものが多いと感じられるため、興味をそそられません。

いろいろな作品を見る中で、お気に入りの俳優さんができました。注目はイケメンの主役ではありません。主役というのは割と味がなく、いわゆる周囲の名脇役によって物語が盛り上がっていることに気付いてきます。どの作品も上手に作ってあります。

『イ・サン』

 

私のナンバーワン韓国歴史ドラマ

私の一番すきなドラマは「王と妃」です。全186話と、とても長い物語です。私が韓国歴史ドラマにハマったきっかけとなりました。最初は途中から見始めましたが、いまでは186話を2回半も見終えました。とてもよく出来た作品で、李氏朝鮮9代国王成宗の母インス大妃を中心に描かれています。

数多くの韓国歴史ドラマを見ましたが、最高の作品だと思います。出演者も素晴らしい方々が出ていますし、衣装もよかったと思います。ドラマによっては明らかに不自然にきらびやかな衣装を身に着け、、残念な感じがするものもあります。しかし、「王と妃」はいかにも衣装に費用をかけているのが分かりました。セットもいいし、照明も工夫されていて、時代感がよく出ていました。策略と陰謀の世界のストーリーは実に面白く、勉強になりました。

 

お気に入りの俳優さん チェ・ジョンウォン

「王と妃」のチェ・シラという女優さんもなかなかでした。私のお気に入りの俳優さんはチェ・ジョンウォンさんです。役どころは、ハン・ミョンフェ(首陽大君、後の世祖の策士)です。信じられないほど非情で、自分の娘を王妃にするなど野心家な役を好演しています。

したたかなインス大妃、悪名高いハン・ミョンフェ。朝鮮王朝最悪と言われる燕山君役のアン・ジェモさんなどは、個性的な登場人物は素晴らしい表現を見せてくれました。アン・ジェモさんは悪役がはまり役でした。それに対し、チェ・ジョンウォンさんは、どこか憎み切れない感じがします。ほかの作品では思慮深い重臣の役もぴったりです。ハン・ミョンフェの役は彼以外に考えられません。私と同世代の素晴らしい俳優さんです。「大王世宗」でもハ・リュンという役で出ています。「大王世宗」は200億ウォンをかけた超大作だそうです。

大王世宗

 

お気に入りの俳優さんナンバーワン キム・ユソク

BS朝日ホームページより引用。黒い被りものをしているのが、キム・ユソクさん
BS朝日ホームページより引用。黒い被りものをしているのが、キム・ユソクさん

「大王の夢」で、新羅の武将で三国統一の功績のあるキム・ユシンの役をされています。あの熱演は他には代えがたいです。キム・ユソクさんは、1966年の生まれ。私の思うところ、主役より素晴らしい演技でした。当時、どんな方かと思わず調べたほどです。「トンイ」ではチャン・ヒジェという、いやらしい役どころでした。本当にいやらしい役を上手にこなしていて、またこの俳優さんを見ることができ、うれしかったです。あの名演技、もう一度見たいなと思います。やっぱり、私の中で一番好きな俳優さんです。 

もう一人、イ・ジェヨンさんという俳優さん、この方の声はなんともいい響きで、素晴しいです。この俳優さんは朝廷の重臣のような役がいいのかもしれません。「伝説の心医ホジュン」に出ていました。本当にいい声です。
時代劇を多く見ると、あるときは善人、あるときは悪人、として描いているのが面白く、韓国の歴史も少し知ることができました。

 

 

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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