季節に合わせてゆったりと

おいしく楽しく体を潤す方法は?

公開日:2024.10.25

こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ指圧師の岸村有子です。すっかり高くなった秋空を見上げると清々しい気分になりますね。季節の変化に上手に無理なく合わせていきましょう。

アロマで癒やされます

アロマで癒されます
嗅覚反応分析:4つの中から好きな香りを選ぶと、その時の体質の傾向を読み解けるそうです(簡易版)

先日、自治体主催のアロマテラピー講座に参加しました。

テーマは「介護者のためのハンドセラピー」。

介護をされている方々が孤独にならずに、社会参加のできる場所としてもとても良い企画だと思いました。

講師の方から「アロマテラピーについて」「スウェーデン式ハンドセラピーについて」などのお話があり、後半は「アロマの香りで体質チェック」や実際にアロマハンドマッサージを体験するという充実した内容でした。

講座のなかでも『介護者が要介護者にマッサージをすることで安心感や信頼感をお互いに共有でき、良好な関係性を築くことができる』ということでしたが、じつはマッサージをする側にも癒やしをもたらしているのです。

さらに、どなたかにマッサージをするだけでなく、自分自身にすることでも同じような効果が期待できます。またオイルを使うことで乾燥するこの季節にもピッタリです。ぜひ秋の夜長にご自分をいたわってはいかがでしょうか。

飽きずにより楽しむポイント5つ!

  1. まずはシンプルに!
    最初からいろいろなアロマオイルを揃える必要はありません。ブレンド済みのマッサージオイルでOK。

  2. 香りを決めつけない!
    効能はもちろんありますが、さまざまな説明を見て決めるより、ご自分の好きな香りを直感的に選びましょう。
     
  3. たまには香りも変えてみる!
    季節によって、気分によって好きな香りは変わります。慣れてきたら、少しずつ手持ちの香りを増やしてマッサージの前に『その時好きな香り』を選ぶと良い気分転換にもなります。
     
  4. 割高でも小さいサイズを購入!
    ベースとなるオイルもアロマオイルも酸化しやすいです。調合してあるものは1か月を目安に使い切りましょう。ご自分で調合するときは少量ずつがおすすめです。
     
  5. ルーティーンにしない!
    あくまでも癒やしであり楽しむことが大切です。習慣にすると続けられそうですが、実は2、3日できない日があるとそこで途絶えてしまいがちです。

また『必ず脚を~』や『毎日ハンドマッサージを~』と意気込むと挫折してしまいます。

『今日は疲れたからベッドに入って指先だけ』なんて日があったほうがずっと素敵な癒やしになりますよ。

秋の養生にリンゴはいかが?

季節の変わり目でお肌の乾燥が気になりませんか。

『風邪でもないのに乾いた咳がコンコン出るの』とおっしゃる方も多いのがこの季節です。

以前にもご紹介しましたが、秋は体の中から乾いています。

ぜひ白いもの:梨、大根、山芋、カブ、白キクラゲ、豆乳、牛乳、ヨーグルトを食卓に取り入れてみてください。

普段玄米食の方は白米を、黒ゴマより白ゴマをと変えるだけでも良いと思います。

そしてリンゴは渇きを潤すだけでなく、今年(2024年)のように暑さも続いているときには、体の余分な熱をさますのでとても向いていると思います。

秋の養生にリンゴはいかが?
箱を開けた瞬間から甘酸っぱい香りが部屋に広がりました!
秋の養生にリンゴはいかが?
リンゴは優等生ですが、なにより理屈抜きにおいしいのです

先日の押し花アートのワークショップで神楽坂のおみせにお邪魔した時、迷わず「葉とらず名月」というりんごの頒布会を購入しました!

時期をずらして4種類のりんごを楽しめるということで、第一弾は『弘前ふじ』です。

東洋医学でも秋は『収』める季節です。ご自分の体に向き合い、少しずつペースダウンしていきましょう。

■もっと知りたい■

岸村有子

「痛くて熱い」「古臭い」というイメージを持たれがちな鍼やお灸ですが、実はとても体に優しいものであることをお伝えしていきたいと思います。また食養生やライフスタイルをトータルで発信していきます。鍼灸師、あんまマッサージ指圧師、漢方養生指導士、登録販売者。プライベートサロンLyS代表。インスタグラム

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