春の終わりに足のマッサージと食養生でデトックス
2022.05.082024年10月25日
季節に合わせてゆったりと
おいしく楽しく体を潤す方法は?
こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ指圧師の岸村有子です。すっかり高くなった秋空を見上げると清々しい気分になりますね。季節の変化に上手に無理なく合わせていきましょう。
アロマで癒やされます
先日、自治体主催のアロマテラピー講座に参加しました。
テーマは「介護者のためのハンドセラピー」。
介護をされている方々が孤独にならずに、社会参加のできる場所としてもとても良い企画だと思いました。
講師の方から「アロマテラピーについて」「スウェーデン式ハンドセラピーについて」などのお話があり、後半は「アロマの香りで体質チェック」や実際にアロマハンドマッサージを体験するという充実した内容でした。
講座のなかでも『介護者が要介護者にマッサージをすることで安心感や信頼感をお互いに共有でき、良好な関係性を築くことができる』ということでしたが、じつはマッサージをする側にも癒やしをもたらしているのです。
さらに、どなたかにマッサージをするだけでなく、自分自身にすることでも同じような効果が期待できます。またオイルを使うことで乾燥するこの季節にもピッタリです。ぜひ秋の夜長にご自分をいたわってはいかがでしょうか。
飽きずにより楽しむポイント5つ!
- まずはシンプルに!
最初からいろいろなアロマオイルを揃える必要はありません。ブレンド済みのマッサージオイルでOK。 - 香りを決めつけない!
効能はもちろんありますが、さまざまな説明を見て決めるより、ご自分の好きな香りを直感的に選びましょう。
- たまには香りも変えてみる!
季節によって、気分によって好きな香りは変わります。慣れてきたら、少しずつ手持ちの香りを増やしてマッサージの前に『その時好きな香り』を選ぶと良い気分転換にもなります。
- 割高でも小さいサイズを購入!
ベースとなるオイルもアロマオイルも酸化しやすいです。調合してあるものは1か月を目安に使い切りましょう。ご自分で調合するときは少量ずつがおすすめです。
- ルーティーンにしない!
あくまでも癒やしであり楽しむことが大切です。習慣にすると続けられそうですが、実は2、3日できない日があるとそこで途絶えてしまいがちです。
また『必ず脚を~』や『毎日ハンドマッサージを~』と意気込むと挫折してしまいます。
『今日は疲れたからベッドに入って指先だけ』なんて日があったほうがずっと素敵な癒やしになりますよ。
秋の養生にリンゴはいかが?
季節の変わり目でお肌の乾燥が気になりませんか。
『風邪でもないのに乾いた咳がコンコン出るの』とおっしゃる方も多いのがこの季節です。
以前にもご紹介しましたが、秋は体の中から乾いています。
ぜひ白いもの:梨、大根、山芋、カブ、白キクラゲ、豆乳、牛乳、ヨーグルトを食卓に取り入れてみてください。
普段玄米食の方は白米を、黒ゴマより白ゴマをと変えるだけでも良いと思います。
そしてリンゴは渇きを潤すだけでなく、今年(2024年)のように暑さも続いているときには、体の余分な熱をさますのでとても向いていると思います。
先日の押し花アートのワークショップで神楽坂のおみせにお邪魔した時、迷わず「葉とらず名月」というりんごの頒布会を購入しました!
時期をずらして4種類のりんごを楽しめるということで、第一弾は『弘前ふじ』です。
東洋医学でも秋は『収』める季節です。ご自分の体に向き合い、少しずつペースダウンしていきましょう。
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