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家族が困らない終活講座
家族が困らない終活講座
公開日:2024年11月08日
2万人に終活指導
講師の吉原友美さんは、ご自身ご家族を早くに亡くされた経験から、約2万人に終活を指導されてきたそうです。

終活と言っても、物の整理、介護や医療、葬儀、お墓・供養、相続、セカンドライフ等があるとか、いきなり気が重くなりました。

お葬式いまむかし
コロナで葬儀の形式が一気に変わったそうで、50%が「家族葬」を選び、「一般葬」は30%強(増加の傾向)。葬儀後の会食は少人数で行うか、取り止めるケースもあるそうです。
お通夜を省略、告別式を1日で行う「一日葬」も増加し、全体の10%。火葬のみの「直葬・火葬式」を選択する人は10%だそうです。
私の両親の時とは様変わりしたと、つくづく思いました。
父は2006年、母は2012年でしたが、一般葬儀しか選択の余地がなく、言われるままに、○○○万円を支払いました。お安くしてとは言えませんし、友人がお互いに助ける会という名の会社の営業をしていましたので、会員になり毎月の積立をしていましたが、その積立金がどこに当てられたのかさえ、分かりませんでした。
吉原さんは会計が明瞭な所を選びましょうと仰っていましたが、難しかったです。
今主流の家族葬は、参列者の人数によって値段が変わるそうです。エンディング・ノートに、葬儀に呼びたい人を書き出し、人数を把握してから、3社位見積を取っておくと良いようです。
順番待ちの火葬
今は、火葬も1~2週間待ちだそう。そのため自宅安置は難しく、ドライアイス代は1日1万5000円位ですが、2~3日がせいぜいで、それ以上だと遺体が傷むので、葬儀社に安置保冷庫があるかどうかも、確かめた方が良いとのことでした。
火葬の相場と戒名のお値段
公営斎場 市区町村の住民 0円~5万
市区町村以外の住民 8万~12万
民営斎場 8万~18万
戒名のお布施の値段は、写真の通りです。

仏壇購入の際のお値段
材質によって価格が変わります。
- 黒檀(コクタン)非常に高価で「木のダイヤモンド」と言われています
- 紫檀(シタン) 赤褐色~黒で縞模様があり、硬質で耐久性が高く、欅や桑などいろいろあります
- 現代風仏壇 30万~200万
- 伝統仏壇 50万~1000万
今、写真のような仏壇に骨壺が入るものが人気だそうです。

葬儀からお仏壇まで、どれを選ぶかにもよりますが、全部足したら相当な金額になります。
「子どもには迷惑かけたくないから」と言う○○生命のCMを思い出してしまいました。
何も慌てることはないですが、まずはネットで葬儀の費用を調べ、ボチボチ準備をしておこうかと思いました。
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