残された時間を有意義に過ごすために

人生後半期は得意技の組み合わせで新しいステージに

公開日:2024.08.23

「一日一生」の思いで、悔いのない日を過ごすように心がけている私。坂東眞理子さんの記事を読んで、気掛かりな老後のビジョンが明るく思えるようになりました。加齢という現実を受け入れた上で自分にできる小さな挑戦を、どんどん増やしていきたいです。

心豊かな生活への希望

心豊かな生活への希望

ありがたいことに還暦を過ぎてもまだ働けているので、充実した毎日を送っています。

ただ加齢による能力の限界がきて、仕事を辞めざるを得なくなった時にその空いた時間で何ができるかなと考えると不安になります。これと言って思い当たるものがありませんから。

坂東眞理子さんは「人生の後半期は決して下り坂ではない……」と話されていて、自分に残された時間はまだまだ有意義に過ごすことができそうだとワクワクしてきました。

未来志向にスイッチオン

未来志向にスイッチオン

何か新しいことを始めたくても、今からでは遅い・自分には大した力はない・私には無理と構えてしまって、なかなか踏み出す勇気が持てません。

坂東眞理子さんはおしゃいます。

「誰しも社会経験の中で身に付いた生活の知恵や働き方のスキルをいくつも持っている……。一つ一つは特別でなくても手持ちの得意技を組み合わせると、自分ならではの仕事ができるのだ」と。

未来志向にスイッチオン

確かにどんな仕事にも各々オリジナルのノウハウがあり、仕事を通して、それなりの働き方の勘が働くようになります。

まずは具体的な小さい目標にチャレンジしてみることが大切。達成できれば自信につながり、新たな自分の才能を見出せるかもと思うと心が躍ります。

「施した恩は忘れろ。受けた恩は忘れるな」

「何かをする時には決して見返りを要求せずに、純粋な気持ちでしてあげなさい」「人を当てにしない」は実母にずっと刷り込まれてきた教えです。

それは私にとって大切な軸になっています。

これを実践していた母だからこそ、父との良好な関係が最期まで続いたのだと思います。

「○○をしてあげたのに、○○してくれない」と息子から小言を言われる度に、母からの生きていく知恵を浸透させるよう心掛けました。

「施した恩は忘れろ。受けた恩は忘れるな。」

晩年は自分がしてもらったことや楽しいことなど「良いことだけ」を思い出して機嫌よく過ごしたいものです。

そしてゆるやかに好感を持てる相手との御縁を大切にしていきたいのです。

たとえ無駄になっても、自分にとって掛け替えのないものだと思えることに気持ちよく時間とお金を使おうと思います。

■もっと知りたい■

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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    何時も前向き、元気ですね。誰も「いいな」と思っても、なかなか実行できない場合が多いけど、必ず実行していく姿、素晴らしいです。・渡来夢

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