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この夏わたしがやってみたいこと

公開日:2024.07.30

ハルメク365のコンテンツが、日々の楽しみです。たくさんのコンテンツの中から、今回は文筆家・桜井かおりさんの「チャレンジを、ひとさじ」をご紹介します。

この夏わたしがやってみたいこと
文筆家・桜井かおりさんの「チャレンジを、ひとさじ」

光陰矢の如し

光陰矢の如し
文筆家・桜井かおり1「大人のチャレンジのススメ」

日々、なんとなくやり過ごしていると、あっという間に月日が経っていて驚くこと、ありませんか?

先日も、同年代の友人たちと「今週、わたしは何をしていたのだっけ?」「あら、今年ももう半分終わったのね」というようなことが話題になりました。 

何もやっていないわけではないけれど、これと言えるようなことも、やっていない。そんな毎日に、ちっちゃなチャレンジを意識して取り入れていくと、暮らしに新鮮な彩りが加わります。

文筆家・桜井かおりさんの動画を見て、そんなことを改めて感じました。 

今できることから

桜井さんご自身も、最近ピラティスの体験に行かれたそうです。 

「チャレンジは、やらなくてもいいことだけれど、やってみると、世界がひろがったり、景色が変わったりする。時がたつほど、どんどん新しいものにチャレンジすることが恐くなっていく。だから、今できることを始めてみませんか?」とすすめてくださっています。 

こころにゆとりがない時は、視野がせまくなり、目の前のことでいっぱいっぱいになってしまいます。なんとなくいつも疲れていて、新しいことをはじめる気になんかなれない。 

わたしも50代になってから、仕事、趣味、人間関係など、前向きにチャレンジしてきたつもりでしたが、最近は、以前と少し心もちが違ってきたように感じます。

自分の心身の変化とともに、ぱっと行動を起こす勢いが、弱まっているような気がしています。桜井さんのことば「時がたつほど、どんどん新しいものにチャレンジすることが恐くなっていく」というのは、こういうことなのかもしれないと腑に落ちました。

はじめの一歩

はじめの一歩

チャレンジって、はじめの一歩を踏み出すときが、いちばん勇気がいるものではないでしょうか。わたしは「やらなかったという後悔はしたくない」という思いが、一歩踏み出す原動力となっています。

実は、わたしの「やりたいことリスト」に、桜井さんが訪れていた「山の上ホテルに泊まり、食事をして、バーで飲む」というのがありました。けれど、実現しないまま今年2月、山の上ホテル が当面休館することになり、とても残念な思いをしたのです。

今回、桜井かおりさんの動画に出会って、また新しいチャレンジのきっかけをいただきました。

来月ひとりでバーに行ってみようと思います。行ってみたいお店が見つかりました。

わざわざ、そのために出かけるというと、大げさになってしまいますから、夕方から出かける予定のついでに、その近くのお店で一杯……。ふと、そんなことを思いついたので。 

イメージにぴったりの、ひとりでも入れそうな素敵なバーです。カウンター10席のみのちいさな隠れ家バー。フレッシュなフルーツをつかったカクテルがとてもおいしそう。 

はじめの一歩

そんなことをやってみようと思うなんて、自分でも意外。けれど、やってみようと思うのです。やってみなければ、わからないことだから。ちょっとおしゃれをして、出かけます。楽しみです。

おもしろがって、いろんなことにチャレンジできる年齢になったのに、楽しむ心を忘れてしまいがち。ちいさなチャレンジを続けて、軽やかに動ける自分でいたいと思います。 

■もっと知りたい■

由岐谷 万

24年間、専業主婦、3人の子ども(すでに成人)の母。50歳という節目の年だった2022年、母親業を卒業。これからは誰のためでもない、自分のための時間を気負わず、無理せず、しなやかに生きたい。そんな私のささやかなチャレンジの日々を、みなさまとシェアできれば…。
 

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